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キャリアコーチングとは?おすすめサービスの比較・料金・流れやテーマまで徹底解説

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キャリアコーチングとはいったいどんなものか? おすすめのサービスの料金や評判などを比較しつつ、言葉の意味や特徴、受けるときの流れを解説します。これを読むことでどんな人がどんなテーマで受けており、どんなメリットやデメリットを感じているのかわかります。最後までお読みください。

目次

1. おすすめのキャリアコーチングサービス4選 料金とサービス特徴を比較

まずはキャリアコーチングのサービスをいくつかご紹介していきます。

サービス名 ペイサー マジキャリ ポジウィルキャリア リクルートエージェント
URL https://pacer.co.jp/coaching/ https://majicari.com/ https://posiwill.jp/career/ https://www.r-agent.com/
料金 198,000円(税込)

  • 月1回セッション×6ヶ月分
  • 時間:60分
¥385,000(税込)+入会金¥55,000

  • トレーニング5回(35日)
  • キャリアデザインコースの場合
385,000円(税込)+入会金55,000円(税込)

  • オンライン
    面談:5回
  • チャットサポート期間:35日
  • キャリアデザインの場合
無料
特徴
  • 法人のビジネスパーソン対象
  • Zoomオンラインで実施
  • コーチ:リクルート出身の人材開発経験が豊富なプロフェッショナル
  • 無料相談、7,700円トライアルキャンペーンあり
  • 転職エージェント運営会社のサービス
  • 心理学の理論に基づいたカリキュラム
  • 全額返金保証あり
  • 採用通過率1%の難関を突破したトレーナー
  • キャリア心理学に基づいた体系的なプログラム
  • 20〜30代相談実績数 第一位
  • 転職支援実績No.1
  • 現在の転職市場を元にしたデータベース
  • 各分野に専門特化したアドバイザー
運営会社 株式会社ペイサー アクシス株式会社 ポジウィル株式会社 株式会社リクルート

キャリアコーチングサービスは、大きく分けて「キャリアコーリングに特化したサービス会社」と「転職エージェント」の2種類があります。

このうちキャリアコーリングに特化したサービス会社はそれぞれメニュー・プランがあり、サービス内容によって料金が異なります。

たとえば、入会金0〜50、000円、料金プラン100、000~400、000円/回数はプランごと、1回60分程度、サーベイ、サポートはプランによります。

まずは、それぞれの会社の特長と料金を見て、自分に合いそうなサービス会社を2、3社に絞ってみることをオススメします。

一方の「転職エージェント」はもし転職を考えているのなら手っ取り早くおすすめです。専門的なキャリアアドバイザーが向き合ってくれますのでアドバイスを受けることができます。しかも無料で自分の棚卸しができます。

ただ、転職エージェントは無料といっても、転職希望者の紹介によって企業から成功報酬を受け取っているモデルですので相談だけでなくに転職企業探しが提案されますので、まだ転職の意向がないのなら利用はおすすめしません。

ではひとつずつご紹介します。

1-1. ペイサーのキャリアコーチングサービス

まずは当社・株式会社ペイサーのキャリアコーチングサービスのご紹介です。

当社のコーチングサービスは「コーチの質」が特長。

リクルート出身の個人、組織開発、人材に詳しいプロフェッショナルコーチで、現在も日々クライアントの人材課題を真正面から受けとめるコーチのみ。

米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチの資格を有し、コーチングの実績だけでなく、個人・組織開発のプロフェッショナルです。

【特長のまとめ】

  • コーチはリクルート出身の人材開発経験が豊富なプロフェッショナル
  • 無料相談あり
  • 7,700円トライアルキャンペーン
  • 経験、実力があるプロフェッショナルコーチ
  • 個人ごと寄り添う。パッケージでない
  • 一人ひとりの持ち味を引き出す
  • 自律自走ができてくる

キャリアカウンセリングの国家資格を有しているコーチもいますので、キャリアコーチングをどこにしようか迷ったら、まずは当社ペイサーの無料相談もしくは5,500円トライアルキャンペーンをご利用ください。

» 無料相談はこちら

» 7,700円円トライアルキャンペーンはこちら

1-2.マジキャリ

マジキャリは、転職エージェントを運営している株式会社アクシスが提供するコーチングサービスです。

マジキャリの最大の特長は、性格診断やキャリアの棚卸しを前提としたキャリアコーチングを行うこと。さらに、転職エージェントを運営している強みを活かし、転職支援ノウハウに基づいた独自カリキュラムでキャリア設計・自己実現をサポートしてくれます。

コースは主に3つあり、それぞれ料金は下記のとおりです。

  • キャリアデザインコース:¥385,000(税込)/5回(35日)
  • 自己実現コース:¥594,000(税込)/10回(75日)
  • 安心転職コース:¥880,000(税込)/15回(125日)

※いずれも入会金¥55,000(税込)が別途かかります。

転職を前提とした支援を受けたい方にはおすすめです。

» マジキャリはこちら

1-3.ポジウィルキャリア

ポジウィルキャリアはサービス名と同名のポジウィル株式会社が運営しているキャリアに特化したパーソナル・トレーニングを行っているサービスです。

20~30代の若い層に支持を集めており、転職を前提とした相談でなくてもキャリアの相談を気軽に行えたり等の使い方も可能。

専属トレーナーがついて週に1回60分の面談を実施したり、Slackで質問・相談サポートがあったりと、コーチングではなくよりカジュアルなトレーニングといった印象です。

コースは主に3つあり、それぞれ料金は下記のとおりです。

  • キャリアデザイン:385,000円(税込)/35日間
  • キャリア実現:594,000円(税込)/75日間
  • キャリア実現プラス:880,000円(税込)/75日間

※いずれも入会金¥55,000(税込)が別途かかります。

初回のみ45分間のカウンセリングを無料で受けることができますので利用してみるといいでしょう。

» ポジウィルキャリアはこちら

1-4. リクルートエージェント

転職エージェントに相談をしてみたいなら、言わずと知れた転職支援実績No.1のリクルートエージェントがあります。

歴史と実績がありますので、相談するにも引き出しが多いこと。また転職の意向があるのなら、現在の転職市場や職種の需給バランスのマーケットデータをもといろんな情報が手に入りますから、間違った方向に行きません。

また大手と言っても、実際は細かくチームが分かれていますから専門特化したアドバイザーと話ができます。

自分の経歴の棚卸しから、今後のキャリアの意向といったことを聞かれますので、そのプロセスを踏むことで自分の価値観に気づきを得られたり自己確認が高くなって、キャリアプランが見えてくるはずです。

転職支援サービスお申し込み(無料)から、面談も電話・オンラインで気軽にできます。

先ほど述べたように転職エージェントは転職先を紹介するサービスを事業としていますので、転職が前提で転職先の企業をもちろん案内してきます。

» リクルートエージェントはこちら

2. キャリアコーチングとは?

次にキャリアコーチングという言葉の意味を概要をご説明します。

キャリアコーチングとは、一人ひとりの将来や仕事といったこれからのキャリアプランが描けるように、コーチがコミュニケーションを通じて内面を引き出してくれる関わりのこと言います。

自分のことはたいていは理解できていません。また未来の自分についてはもっと漠然でそうたやすく描けるものではありません。

何から考えればいいか、何から手をつければいいか。本人のもやっとしたキャリア感や方向性がキャリアコーチングを受けることでクリアな状態になる。

そうやって自分のキャリアについて、本当に自分は何がやりたいのか、持ち味を活かしつつ、どうなっている自分になりたいのか。自然と自分の中で答えが出てきて、解像度が高まってくるのです。

しかも、自分の特徴を最大限活かすことができるので、無理なく、普段通り、楽しく、自分がそうしたい、やりたいと思えるので、キャリアについてのゴールを目指しつつ、自分自身でやりたいペースで進むことができる効果が得られるのですです。

2-1.キャリアコンサルティングとの違い

キャリアコンサルティングとは、キャリアについてコンサルティングを行う国家資格を持った専門家(キャリアコンサルタント)が、その人に合ったキャリアを見つけて支援をしてくれることをいいます。

企業内人事部門やハローワーク、就職・転職エージェント、大学などをフィールドとし、キャリアコンサルタントが個人の方のキャリアについての悩みを受け、適切なアドバイスをしてくれるのです。

主に就職先、転職先についての選択肢を広げ支援を受けることができるのですが、転職先の紹介だけではなく、スキルやこれまでの経験、価値観、興味関心などをもとに自己理解をさせてくれて、また、目指すキャリアについてアドバイスを受けることもできるのです。

キャリアコンサルティングを受けることで客観的に自身の適性がどういう傾向にあるのか気付け、また希望に合ったライフスタイルや理想のキャリアプランを見つけていけるのです。

そういう意味で「キャリアコンサルティング」はアドバイスを受けられ、「キャリアコーチング」は自分の内面から引き出された答えが見つかるといった、主にプロセスの違いがあるといえるのです。

どちらが「いい、悪い 」というものでありませんので、これらをを同じ土俵で評価をすることは無意味です。どちらのアプローチが「今の自分に合う」かで選ぶのがいいでしょう。

2-2.ライフコーチングとの違い

キャリアコーチングは転職や独立などの「仕事面」なのに対して、ライフコーチングは人生や人間関係などがセッション時のテーマ(といいます。主題、解決したい内容)になっています。

たとえば、将来の「仕事」において夢や目標、ゴールを自分の中でどう創っていき叶えていくかといったことをテーマにするのがキャリアコーチング。

もっと幅広く先のことまで捉えて、自分の「人生」や生き方や夢、また家族や社会と自分の関わりについて「人」として自分はこれからどう生きていくのかをテーマにするのがライフコーチングです。

簡潔にいえば、テーマの出発点・論点が主に「仕事」か「人生」かその違いということになります。

3. キャリアコーチングはどんな人が受けているのか?

キャリアコーチングは年代は20代の後半から30代(最近は40代前半くらいまで)の方でいわゆるビジネスパーソンの方になります。

就職時のミスマッチやキャリアが慣れたきた数年目の方が、本当は自分が何をしたいのかをクリアにしたい方。またポジションが上がるタイミングといったキャリアの節目の方が、これから自分のキャリアをどうしたいかを考えたい方になります。

3-1.職種や役職

ペイサーが調べたところですと、キャリアをテーマとして受けている方の職種では営業職の方が30%を占めています。

以下コンサルタント、営業企画、新規事業開発といった職種の方、またカスタマ対応の方が10%強でした。

webマーケティング、コピーライター、ディレクターの方、システムエンジニアの方が10%未満、専門職の方もキャリアコーチングを受けているので職種を限定したものではありません。

役職やポジションの属性は、やはり転職・キャリアを意識し出す20代後半の方で、リーダー(チームリーダー:各社により言い方ちがう)が多くいらっしゃいます。

管理職やその一歩手前の方も多く、「このまま今の会社に居続けるのか」。あるいは「転職がいいのか。その先に起業はあるのか」といった、ちょうど人生の岐路に立つテーマを持ち込まれます。

ただ、転職、起業は目的ではなく手段になりますので、キャリアコーチングでは、「自分はいったい何をしたいのか」をあらためて探してもらうことをスタートにするケースとなっています。

まとめますと、受けている人の職種は上位からこのような状況です。

  • 営業職
  • コンサルタント
  • 営業企画、新規事業開発
  • webマーケッター(ディレクター・クリエイティブ含)
  • システム(各種)エンジニア
  • カスタマサービス
  • 士業

3-2.年齢層

先に書いたとおり、キャリアコーチングをテーマとして受ける人の年齢層は若手のビジネスパーソンが多いです。

20代、30代の方がほとんどで、40代になればキャリアの選択肢がやや細くなっていることもあって、キャリアのコーチングよりもビジネスコーチング(マネジメント、育成、組織開発)がテーマになってきています。

ペイサーの場合は、20代30代の方のキャリアコーチングを受けたい方と40代のビジネスコーチングを受けたい方がいらっしゃいますが、あくまでこれはコーチングを受けたい方がどのようなテーマでセッションを受けたかの結果でしかありません。

個々人それぞれが、「自分はどうありたいか」「何をやりたいか」をクリアにして、前に進んでいくためのコーチング支援を大切にしているということです。

充実した豊かな毎日を、コーチングを受ける人が感じてもらえるなら、あまり職種や年齢は問わないスタンスです。

4. キャリアコーチングでよくあるテーマ 5選

代表的なテーマは以下の5選です

  • テーマ1 : これからの「キャリア」について
  • テーマ2 : 自分が本当に「したい」こと
  • テーマ3 : 転職先は「どこがいい」
  • テーマ4 : このまま会社に「いるかいないか」
  • テーマ5 : 今の「もやもやら抜ける」

これらのテーマは厳密にいえばどれも内容は近いところにあって境界線はあいまい。

セッション時にはそれぞれを行ったり来たりするものですが、セッションのスタートはこれらをクリアにして自己解像度を高め、毎日を充実させる目的でキャリアコーチングを受けているのです。

キャリアコーチングではそこをじっくり、本人がまだ気付いていない、大切にしている価値観を紐解き、やさしく、寄り添いつつ、言葉にしてもらいながら、自己客観視できるようになってもらうのです。

※その他、コーチングを受けようと思った人の動機や目的、受けることで期待できる効果などをパーソナルコーチングとして、下記ページにまとめていますので参考まで合わせてお読みください。

» パーソナルコーチングとは?効果・料金・使い方 

5. キャリアコーチングを受けるメリット

キャリアコーチングを受けると、自分のキャリアが見えてきます。自分にとっての目標やゴールが描け、そこから会社の中でどうしていくのがいいかが見えてきます。

セッションの中から、自分自身では気付きにくい持ち味(いわゆる強み)もわかって、自分にあった会社、職場や仕事が見えてくるといえます。以下に詳しく見ていきます。

  • 1.やりたいことが見つかる
  • 2.自分の持ち味が活かせる
  • 3.転職に有利になる

5-1.やりたいことが見つかる

自分ではこれがやりたいんだと思っていても、そう自分が「思い込んでいた」だけ。自分のことを正しく客観視できず実は違うケースはよくあるのです。人は自分のことを「正しく」自己客観視することがとても苦手なのです。

たとえば「話好き」だから「接客業」に向いている? 「食べる」ことが好きだから「食品業界」に向いているの? なんだか飛躍しすぎですね。

「話」と言っても、マニュアル化された内容をしっかり伝えるのか、アドリブでいいのか。ラフな感じででいいのか、丁寧なのがいのか。相手の話を聞いていくのがいいのか、こちらから話を進めていくのがいいのか。

「接客業」と言っても、顧客はどんな人をターゲットにして、どんなもの(サービス)を売っているか、1回の接客時間は長いのか短いのか。値段はどれくらいかによってちがっています。

これだけでも事は単純ではなさそうですね。

同じ接客でも、背景やプロセスはぜんぜん違うので、どういった「スタイル」が自分のやりたいことに近い条件か。

自分のやりがいや喜びは、この先どんな時にどんなシーンでどのようにして起こるのか。自分の人生を考えたときに、人生に何を求めているのかを紐解くことが本当の意味で大切になっているのです。

つまり「自分が本当にやりたいことって、***の瞬間がたくさんあることなんだ」と自己理解ができてこそ、自分に合った「やりたい」仕事が見えてくると言えるのです。

接客業が合っていると思っていたら、実はウェブディレクターの方が自分に合っていったんだ、とか極端に言えばそれぐらいの職種の転換があっても不思議ではありません。

職種括りでは、単純な紋切り。視野が狭まって、本当にやりたいことは見えてきません。
まずはフラットにキャリアコーチングを受けて、本当に自分が「やりたいこと」が何なのか見えてくるといいですね。

5-2.自分の持ち味が活かせる

「自分の強みは何ですか?」と聞かれると、つい他の人と比べてしまって、「何もありません」と言いがちです。

誰かとの比較しても意味はありませんので、あくまで自分自身の中での得意・不得意を考えてもらうところから始めて、強みというより「持ち味(:言い方のちがい)」をまずは引き出すことからコーチングははじまります。

持ち味はだいたい自分では気付かないものですが、普段の仕事や経験で実は発揮されているのです。

ついその仕事にのめり込んでいた、その仕事だと時間が経つのが早い、自然にできているといったようなもの。そんな経験はありませんか?

そのプロセスや瞬間に発揮されている力がまぎれもなくその人の「持ち味」なのです。

たとえば表現するなら、集中力、忍耐力、継続力、巻込力、支援力といった**力とかに言い換えられるような特長。それなのです。

その持ち味を引き出し、浮かび上がらせて自覚してもらい、スイッチを押していって自信をつけてもらえれば、持ち味として自分を活かせるのです。

5-3.転職に有利になる

どういった仕事が向いているのか。自分はどんな時が幸せで、仕事に熱が入り成果を生み出せるか。キャリアコーチングを受ければ自分のことが今まで以上にクリアに見えてきます。

会社選びの段階では、自分の軸ができているので選択に迷うことが少なくなるはずです。

また、面談・面接の場面では「こういう理由でこういうキャリアプランを描いているので貴社を志望しました」といった表面的でない深い説得力のある答えが返せるようになるはずです。

そこには取り繕った用意した想定回答ではなく、体験やシーンを含めて自分の本意から出てきた言葉で説得力を持って臨むことができるのです。

全力で臨んでいるので悔やむ事より、転職に有利になるといえるのです。

6. キャリアコーチングを受けるデメリット

一般的には、コストと時間が挙げられます。
キャリアコーチングを有料で提供している場合は、少なからず金背的な出費がありますので経済的な負担があります。

またたとえば、キャリアコーチングを人材紹介会社が提供してる場合にコーチングを受けますと、転職が本位でない場合は受けたあとに断るのが精神的にも、時間的にも手間になります。

それ以外にも、そもそもキャリアコーチングに求める期待値がまったく違っていたり、コーチにコーチングの力量がない場合は受けても効果が得られませんので、時間とコストの無駄、デメリットになるでしょう。以下にまとめてみました。

  • 1.コストの負担がある
  • 2.コーチングでない。アドバイスを押し付ける
  • 3.期待した成果にたどりつけないことがある

6-1.コスト負担がある

キャリアコーチングはサービスとして提供していますので、一定の費用がかかります。コーチの経験レベルやセッションの回数によって費用は変わってきますが1回あたりの負担額は1〜3万円程度となり、効果がない場合はデメリットとなります。

初回無料でやっている会社がありますのでその場合は自己負担はなし。中には返金保証をやっている会社がありますのでその場合はコーチングを受けてもデメリットは少ないでしょう。利用してみるのはいかがでしょうか。

ただ、そういった場合は注意が必要です。例えば数千円でキャリアコーチングを提供している場合、すべての会社ではありませんがコーチが訓練されていないケースがあったり(練習の場、副業、片手間コーチ)、あるいはそれ以外にも必ず転職相談がセットになって企業の面接を押し込んでくるケースがあるようです(企業に人を面接紹介をすることで、企業から紹介会社に手数料が入る仕組み)。

無料には無料の意図があるので覚悟しておいた方が良さそうです。

(※余談   東京の最低賃金は時給1,000円以上です。たとえば本セッション60分6,000円に満たない場合は、最低賃金にも届いていないのにサービスを提供し続けていることになりますが、これだと現実的にコーチに支払う額はさらに少額となり、継続して提供していくのは難しいと容易に想像できます。)

6-2.コーチングでない。アドバイスが多い

本来のコーチングは、コーチングを受ける本人がなりたい(ありたい)自分のキャリアを「自分」で気付き選択していくものです。

そこには自分で決定したという「自己決定性」があるからこそ、もやもやがスッキリ晴れて前に進められるからなのですが、経験・レベルが不足しているコーチの場合は、コーチが「こうした方がいい」と悪意はなく、良かれと思ってコーチの価値観で人のキャリアや人生感をアドバイスし誘導するのです。

そうなるとコーチが求めるアドバイスに影響され近づけようと生きていかなければならず、何のためのコーチングなの?自分は何を目的に生きていくの?コーチがそうあって欲しいキャリアをトレースするの?とわけがわからなくなります。

そもそも、プロのコーチングは誘導はしません。たとえアドバイスを求められても答えません。
キャリアコーチングは、コーチングを受けるクライアントの方のキャリアがまずは第一なのです。

6-3.期待した成果にたどりつけないことがある

コーチが未熟だと、コーチングの目的やゴールがあいまいなままセッションがスタートし、結果としてキャリアコーチングが「何のための時間だったの?」となるケースが発生します。

「飲みに行って愚痴が言えた」とか、「SNSでストレス発散した」とはコーチングの場はまったく次元の違うもの。払ったコストを上回るベネフィット(成果、結果、変化)を受け取れるのがコーチングです。

コーチングを受けたい人にとって、それだげの意義があるものですので「親身に話を聞いてもらった」程度であってはいけません。それだけに、コーチの質はある一定の判断することをおすすめします。

今、副業が盛んで、世の中ににわかコーチが溢れかえっています。もはやビジネスパーソンは1on1の経験や、話を聞くことができるので自分のことを「コーチ」と思っているかもしれません。それくらい名ばかりコーチが多い世に溢れかえっています。にわかコーチに出会ってしまいますと、メリットをデメリットが上回るかもしれませんね。

安いからといってぐだぐだと時間と回数だけが過ぎてしまうコーチングは受けない方がいいかも知れません。

7.キャリアコーチングはこんな人におすすめ

一般的には、自分のことは自己客観視できずわからないものですので、キャリアコーチングを受けることで「こんなキャリアにしてきたい」という目標や、そのために自分で「こんな経験を積んでいこう」というロードマップがクリアになって、たとえば転職や、独立につながっていくこともあります。

日々の仕事に必死で、とても先のことは考える余裕すらないとほとんどの方はそうですが、いったん立ち止まって考えることも必要だと思っている人にはいいと思います。

  • 1.自分のキャリアをどうしたいか見えていない人
  • 2.キャリアを作るために、これから何をしていくのがいいかわかならい人
  • 3.「自分のキャリアって?」、真剣に考えないとこの先が不安な人

7-1.キャリアの選択肢が見えてくる

キャリアコーチングという言葉の通り、自分が何をしたいのか、今の会社なのか、転職なのか、将来の独立、起業なのかが、ある程度の方向性が見えてきます。

大まかな方向性だけでなく、自分の持ち味を見つけて、どのような役割、仕事をしていくのが自分に合っているのか。同じ時間を過ごすにもストレスなくありたいものですから、キャリアの職種だけでなく、人と社会とどういう影響や関わりを持ちたいのか、どういう毎日があるといいのか。職歴・職種という表面上(とします)の仕事だけでない、価値観や志向性まで触れている中から見ていく必要があるのです。

ペイサーでは、見えやすい職種(営業、エンジニア、カスタマサービス、経理、人事、商品企画、マーケティング)という括りではない、ご自身の持ち味がどういったシーンで発揮されるか、どう活かしたいかに焦点を当てていきます。
コーチングは表面的、単純なヒアリングではありません。

7-2.キャリア実現のためにどうしていくかが見る

キャリアの方向性が見えてきたとして、そのゴールに向かって、より強く早く楽しく生き生きと過ごせたら毎日が
Happyですよね。ただ、自分でそのプロセスを考えるのはとても難しい。レベルや階段の上がり方があるので。考えたところで実際にできるかどうかこれも難易度はあります。

そういうは場合にプロのコーチがいるといい。プロセスを同じように伴走してもらい、一つ一つクリアにしていく。好転のきっかけを掴んで、コーチングを受ける本人が正しいと思うやり方を実現していくということです。

実際、ペイサーのコーチングを受けている人で、当初は自社でキャリアを高めていくという選択肢を持っていた、スタートアップ企業20代のWebディレクターの方は、まずは自分の興味関心のある「行動経済」を書籍や人との交流で学び、SNSで発信しながら仲間を集めていくプロセスを通じ、その後現在は、今は外資系グローバル企業の日本支社のWebデザイナー兼コンサルタント、兼リーダ職の転職につなげています。

せっかくのキャリアコーチングの場を、こうやって次に繋げることができますので、いいコーチに出会うことをおすすめします。

コーチングを受けた人の声 
(お名前・写真はありませんが、ペイサーでコーチングを受けた実際のクライアントの感想です。)

8. キャリアコーチングの流れ

一回目は導入セッションと言いますが、コーチングを受ける人がコーチと関係性を高めることを主眼にやっいきます。

おおまかにどんなことをテーマにしたいのか。どんなゴールがいいのか。どんなセッションを受けたいのか、頻度はどうしたいのか。お互いの間で確認をしていきます。ざっくばらんに今の状態、思いや悩みを聞かせてもらうことからはじまるのです。

と書きましたが、コーチングは1回だけで受ける人がゴールに辿り着いて完全に満足していくことはありえません。そんな魔法のようなことが起きれば嬉しいのですが、それだけキャリアの実現は難しく、人が変容するのはそれだけハードルが高いのです。

それゆえ定期コーチングセッションとなるのですが、月に1回程度、60分の時間をかけて、セッションを受ける人の、現在地とゴール設定、優先順位を紐解いたり、絡みあったもやもやをクリアにしてくことになります。

キャリアコーチングの流れについてもう少し詳しく、箇条書きに書いておきます

  • 1.関係性を高める導入:お互い
  • 2.テーマ・ゴールの確認:コーチから
  • 3.テーマについて問いかけ:コーチから
  • 4.次までの行動の問いかけ:コーチから
  • 5.2回目ののお約束:お互い
  • (※2.以降の繰り返し)

※ここまで読んで、コーチングに興味を持ったけど、もう少し具体的に知りたい、いろいろ聞いてみたい方のために無料でオンライン相談を用意しています。下記ページからかんたんにお申し込みいただけますので、まずはお気軽に利用してみてください。
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9.キャリアコーチングは「体験」からスタート

ここまでいろいろ書きましたが、キャリアコーチングの良さを実感として得るにはまずは「体験」することが必要です。コーチングが初めての方、興味を持ち始めたばかりの人、まだそこまで知らない方も、頭で理解するより体で「実感」をおススメします。

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なお、会社単位で、課長や部長の管理職向けにコーチングを実施したいと考えている企業のご担当者様は下記ページをご覧ください。

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この記事の監修者

大和直紀
大阪市立大学(現大阪公立大学)経済学部卒業 株式会社リクルート(現リクルートホールディングス)入社。人材事業の営業、商品企画、制作に従事。38歳でリクルートを早期定年退職。その後スタートアップ、ベンチャー企業の執行役員、取締役として主に組織・人材開発の領域に従事。
2016年からエグゼクティブ向けコーチングをスタート。現在、経営者・幹部クラス向けコーチングを複数社に提供。また20代の若手クラスを対象には寄り添うコーチ役でいる。コーチング実績、累計約1,700時間、120人以上。コーチング、1on1ミーティングサイト「ペイサー」を運営。

本当に良いコーチに巡り会えないという声。
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