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ビジネスコーチングとは? | 目的や効果、料金、どんな人?

ビジネスコーチングとは、ビジネスパーソンを対象にしたビジネス領域に特化したコーチとクライアント(受ける人)の1on1で行うコーチングのことを言います。

ビジネスにおける事業の課題解決組織問題リーダーシップマネジメント人材育成、自身のキャリアといった内容を主なテーマとして扱い、ビジネスコーチングをはじめる人が自己解像度を高め目標に向かって成果を出せるように支援するコミュニケーションになります。

事業の目標達成や会社の成長には、従業員の成果をいかに最大化させ、個々人の力を事業ALLの力に変換させられるかは大きな主題です。

ビジネスコーチングを社内で取り入れることで、
会社で働く個人には、自分の強み持ち味をあらためて認識し、どうすれば職場で持ち味を発揮し続けるのかに集中でき、モチベーション、自己肯定感を高め仕事に向き合うことができるのです。

また自分で課題を設定し、自らの手で主体的に関わり対策を見つけ出すようになるのです。

管理職には、組織の上司・部下との関係性が徐々に構築され高まっていく効果が期待できます。配下メンバーの人材育成について以前とは違ったアプローチを行えるようになり、また自部門のチームワークの問題解決や、チーム・部署間で起きうるコミュニケーション課題の改善にも効果が生まれるのです。

そうやって会社が直面する諸々の、組織・チームまた事業やサービスの課題が紐解かれ、次に同じ課題が発生しにように予め芽を摘む仕組みを磨き上げることで会社としての目標達成をより早く実現することができるのです。

この記事では、ビジネスコーチングの目的や効果、扱うテーマなどの基礎的な情報から実際にうけようと思った時に重要となるプロコーチの選び方、また料金までサービス全般について詳しく解説していきます

目次

1.ビジネスコーチングとは?

ビジネスコーチングとは、ビジネスパーソンを対象にビジネス領域に特化したコーチングのこと。

活用効果は業績成果を最大限に引き上げることになります。

不確実性がある中、職場における課題を未然に想定し二の手三の手をいちはやく考え、解決に向けたヒントを積み上げていくのがビジネスコーチングになります。

ビジネスといってもそこで取り扱う話のテーマは幅が広く、仕事にまつわるすべてのことになります。

たとえば事業組織、コミュニケーション、リーダーシップ、マネジメント、人材育成、人間関係といったビジネスパーソンが日々頭を悩ますテーマについて。

また自分のこれからの将来を見据えたキャリアアップや、自分は強みは何なのか、組織マネジメントをどうしたいのかといったこと。

さらに職場、部署間コミュニケーション、さらには異動といったことまでを含めたテーマを扱うのがビジネスコーチングなのです。

職場の上司が部下に対して対話をするスタイルでも行われ、対話の中身は仕事上での悩みや困ったこと、仕事のこれからの進め方を上司が部下の思いを引き出していくもので、あくまで部下の育成、成長のために行われるコーチングです。

また、扱うテーマも主にビジネスの領域で、目標(ゴール)達成や成果を出す目的で行います。

人生、生活、家族、家庭、生き方をテーマとするいわゆるライフコーチングと並び、コーチングではビジネスコーチングとライフコーチングの2つの分類(領域)に大別され存在しています。

1ー2.ビジネスコーチングが必要とされている背景

今、VUCA(先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態)に直面している企業はトップダウンの上位下達だけではうまくいきません

社員ひとり一人が自分の力で課題を設定し、行動し、成果を出し続けられる主体的な動きができる人材が求められています。

このような状況の中、企業が活躍を期待するこれからを担う20代、30代〜ミドルポジションのビジネスマンには「自分自身がどうしたいのか」がまさに問われているといえるのです。

  • 「言われるままの仕事をするだけでは期待に応えられない」
  • 「自らゴールを定めて、今の自分の立ち位置を確認し、課題を解決し次のステップを歩んでいこう!」

など、こうしたいわば「自律主体的動く」ことが望まれている背景から、解決の糸口の一つとなるビジネスコーチングが今強く求められているのです。

1ー3.ビジネスコーチングと役員向けコーチングの違い

ビジネスコーチングは、広義の意味でビジネスパーソンを対象としたコーチングを言います。一般的には対象者は20代から40代までの方。

職位では、一般職、リーダー、マネジャー、シニアマネジャー(会社によって定義は違う)の方。次世代リーダーを対象にしているコーチングをいいます。

一方、対象者が企業のTOPである社長や取締役現場トップ執行役員クラスや事業の本部長、部長向けにはエグゼクティブ向けオンラインコーチングがあります。

経営、事業、組織の複雑かつ難度の高い悩みや課題をテーマにします。

エグゼクティブコーチングについては、概要や効果からどんな人がはじめるのかまた、選び方や費用相場、会社について詳しくまとめたページをお読みください
» エグゼクティブ・経営者向けコーチングの効果、選び方、費用相場

1ー4.ビジネスコーチングと個々人向けコーチングの違い

ビジネスパーソンがはじめるコーチングビジネスコーチングというとは先に示した通りです。

一方でコーチングのなかで、個々人向けにはpersonalコーチングという言い方があります。対象者はビジネスコーチングと同じですが、コーチングで話す対話(セッションといいます)のテーマ(中身)がビジネスだけにとどまっていません

社会人の方が毎日を過ごしていく上で、仕事のことはもちろん、より広範囲のテーマとして人生、生き方、仕事(転職)、家族、プライベートといったさまざまな問題をテーマに扱い、コーチングをはじめる人が自分のありたいゴールを見つけ、そこに近づけるようコーチが支援することをいいます。

2.ビジネスコーチングはどのような人が対象?

では実際、どのような方がビジネスコーチングをやっているのか。今回は会社内で上司が部下に行っているビジネスコーチングではなく、外部のプロコーチと契約して行っているビジネスコーチングを主眼においてお伝えします。

2ー1.属性(職種や役職)

ビジネスコーチングを行なっている方は、職業や役職に偏りがありません。

ペイサーが調査したところ職種でいえば、営業職が30%。コンサルタント・新規事業開発・人事(教育)・カスタマ職:がそれぞれ各10%。webディレクター・システムエンジニア・研究開発・士業・IR広報がそれぞれ各5%。そのほか10%となっています。
(ペイサー調べ:2023年度)
さまざまな職種の方がいらっしゃるのでここから特別傾向があるわけではありません。

役職では、一般職の方から会社の社長までこちらもバラエティーに富んでいます。ペイサーの場合は事業や組織、マネジメントに明るいコーチが多いこともあって、エグゼクティブの方、またマネジャーの方、マネジャー・管理職直前の方、キャリア選択の岐路に立っていらっしゃる方が多いです。

2ー2.属性調べの所見

ビジネスコーチングをはじめた方の属性調査を見ると、営業職が一番多くなっていますが、これはそもそも就労人口が多いことがあげられます。細分化すると企業向け、一般人向け、新規開拓、ルートセールスといった分類。またコールセンターでのアウトバウンド営業、インバウンド営業。

また企業によれば、Webマーケティングでリード獲得+獲得のための定期フォローをする人員の方も広義の意味で営業とカウントしていることもあります。

さらに新卒で採用されるとまず多くの人は営業職配属となる事情から自然とシェアが高くなっていると思われます。

一方、営業部門のビジネスパーソンは、自分のキャリアをどう描くか、持ち味をどう活かすかを考えたい傾向があるようです。

経理やマーケティング、エンジニアといった、国家資格や、民間資格、言語習得のステップアップがある職種と比較して、ヒアリングスキルや、コミュニケーションスキル漠然としていることもあって、営業職の人自身が専門性を磨きにくいと感じているケースがあるのです。

そういう意味で、数多い営業職の中で、自分がこれからどうしたいのか、漠然と過ごすのではなく何を高めていくのがいのかを見つけて、今後の不安材料をなくし、自分が将来何を目指したいのかを一度じっくり探したいと、ビジネスコーチングを取り入れたと言えます。

2ー3.年齢層

コーチングをはじめる人の年齢層は、こちらもペイサーの場合についてですが、経営者管理職・次世代リーダーの方になりますのでおのずと30代前半から40代の方が多くいらっしゃいます。

数字的には、このようなシェアとなります。

  • 20代:10%
  • 30代:30%
  • 40代:55%
  • 50代以上:5%

※(同、調べ)

社会人経験が一定期間経過し、責任あるポジションを会社で預かっている30代前半から40代前半というタイミングで、今までのやり方を一段上げて成果を出したい人がボリュームゾーンです。

2ー4.年齢調べの所見

年齢では、人生、仕事、キャリア節目と言われる年齢でビジネスコーチングをしてみようというケースが多いです。

40歳の方が多いのは、ポジション変更、昇進といったステージにいらっしゃる人が多いゆえなのかも知れません。

20代がそこまで多くないのは、20代は目の前のことを実行することに集中して知識・スキル習得、スタンスを高めているタイミング。まだ何を目指すのかそこまで関心が至らないケースが多いと思われます。

また50代以降の方は、キャリアがある程度見えているのでそのままで過ごしていくとしている人が多いと想定されます。20数年間を社会人としてやっていくと、落ち着いてきているのでそこまで自分のキャリアをどうしたいのか関心を持たないと思われます。

結果的に年齢ボリュームゾーンは30代、40代の方になるようです。

(ビジネスコーチングはじめた人の声)

  • 「ちょうどこの次の4月からマネジャー(部長)職になるので」
  • 管理職の昇進試験が次の10月にあるので」
  • 「今までと違って新しい組織を見ることになった」
  • 「ライン課長からライン部長に昇格したこともあって

上記は、コーチングをはじめたきっかけとなった声の例です。

営業職であれば、モノやサービスを売るのは得意としているが、人のマネジメントはあまり興味がない方がいらっしゃいます。

管理職になると、組織やチームをどうしていくか、メンバーとどうし向き合って育成すればいいのかを突きつけられます。組織を預かって部下の育成をやったことがない方が、ポジションが上がるときにこれからの自分のあり方、組織への向き合い方を探すためにビジネスコーチングの場を求めているのです。

ポジション変更やアップは誰にとっても見えないもので、一定のもやもやはあるものです。

正解が見えない中で、自分のビジョンやミッション、価値観をいかに見つけてどう高めていくか、ビジネスコーチングを利用して、もやもやからスッキリクリアに思考を高め、自分なりの事業前進、組織力アップの打ち手をビジネスコーチングで見つけているのかも知れません。

3.始める目的と、期待する効果は?

仕事のことで、何から手をつければいいか迷ってぐるぐる堂々巡りしてしまう。なんとか抜け出したい。悩んでいるエネルギーをポジティブに転換させ、より高い成果を出したい。そういう目的を果たすため、期待する効果を得るためにビジネスコーチングを取り入れているのです。
※(同調べ : 複数回答)

「自分のことは自分が一番わかっている」と豪語する方がいらっしゃいますがそんなことはとうていできせん。

人は、自分のことをわかった「気になる」ことはできても本当に「わかる」のは難易度が高い
そもそも自分を俯瞰して、客観視した正しい問いはできません。自分にとって都合がいい本人のバイアスが働くためと言われているからです。

そういう意味で、今の自分のゴール・目標値と現在地をクリアにし、見えてきた目標に向かって明確になった次の一歩を踏んで、確度の高い成果、成功をより早く高く掴めるのがビジネスコーチングなのです。

3ー1.ビジネスコーチングで得られる効果・メリット

ビジネスコーチングですので、具体的な業績や成果が効果として欲しいものです。ただ、そこに至るうえでの思考の整理。

ビジネスでは「見立てる、仕立てる、動かす」を事業と組織でやっていくことが求められますが、これが自分一人では実に難しい。

正しいゴール・目標値の設定、現状・現在地の把握。そのための事業のロードマップ。実行に向けての巻き込み、ステップ。これらは、自分一人では、いくら有能で決断力がある経営者といっても整理することはほぼ不可能。

ましてやマネジャー、一般職の方は目の前の仕事に精一杯で、先を見通せる状況すらないのでなおのことです。

ビジネスコーチングは、成果を生み出す「仕組み」に触れて、その道筋をコーチが導いてくれるので、成果がスピーディーに出せる。それが一番の効果・メリットといえるのです。

※ なお、会社で管理職向けにコーチングを取り入れたい場合は >>マネジメント力を高める、エグゼクティブ、管理職向けコーチングページを参考にしてください。

3ー2.実際にコーチングを続けている人の声

プロのコーチをつけてコーチングをはじめた人(クライアントといいます)の実際の声ですが、一番よく聞けるのは「もやもやが整理できました」「スッキリクリアになって次にアクション行動ができますといった「思考」と「行動」の整理が多いです。

思考の整理はとても難易度が高いのですが、それができたから成果が出るわけではありません。それだけなら批評、批判する人と変わりません。

そこからいかに「行動」に移せるかが成果を生み出す起点だからです。ただ、この行動も一筋縄ではいかず一人では難しいものなのです。

それゆえ行動支援になるコーチとの定期的なビジネスコーチングを通じて迷った時の自分を振り返り、取り戻すことが必要になってくるのです。

毎回、ビジネスコーチングで思考を整理し、行動につなげる。いわゆる経験学習を回すことが、クライアントの満足の声になっていくのです。

4.ビジネスコーチングで扱うテーマ(主題)は?

大まかにまとめますと、以下のような理由がビジネスコーチングをはじめるきっかけ・動機・目的となっています。これからの事業や仕事について「自分のことは自分では決してわからない」ので、ビジネスコーチングのセッションテーマとされています。

  • 1位 「事業・組織」の成長について:32%
  • 2位  自分の「キャリア」を決める(転職・起業含):27%
  • 3位 「本当に自分がやりたいこと」を見つける:23%
  • 4位 「マネジメントや育成」力を高めたい:18%
  • 以下「もやもやの状態」から抜け出す:14%、「人間関係の悩み」の解決:10%

5.ビジネスコーチングの成功事例

自己解像度」が高まり「本当の目標」「自分の強み」が見えてきた。「行動」の道筋がクリアになって「成果」を手に入れることができた。こんなことが実際に起こります。

といえ、ビジネスコーチングは即効性のある万能薬ではありあせん。過大な期待は禁物です。事業や組織がすぐに変革するような劇薬は世の中には存在しません。

それでもビジネスコーチングが求められるのは、さんざん研修をやったりや書籍を読んだり、MVVを変えるといったことをやっても何も変わらないといった声があるからす(「7・2・1の法則ロバート・アイチンガー理論より)。

5ー1.実際の声、効果の事例

社会人の方にとってビジネスコーチングをやっているとどのような効果があったのか。ビジネスコーチングの感想や声や満足度の事例はいくつもあります。詳しい内容は守秘義務ゆえすべての詳細はお伝えできないのですが、クライアントの方(個々人)へのアンケートコメントが以下になります。
(2024年:ペイサーのクライアントの感想・所感 / 年代 / 所属 / 役職)

・「対話を通じて、自分の中にある答えを自分自身で気づく体験・時間。決して答えを聞く場ではなく対話の中で内省を促され、自らモヤモヤの本質に気づけた」(30代:プライム上場企業管理職

・「すっきりしたことに加え力をもらえました。 自己肯定感が高まりまずやってみようとすることが定まった」 (30代:大手企業マネジャー

・「忖度なしで非常に良かった。一人で振り返りすることののリスクも非常に感じた。対話の相手がいると自分の考えが整理できるものかと痛感した」(40代:人材大手企業管理職

・「外部のプロという相手の立場と聞いてくれるという安心感はお金を払うにふさわしい」(20代:大手企業リーダー

・「とても有意義。ここまで話を引き出していただき納得度の高い着地(出来事の解釈の仕方や、方向性の定め方)ができることに驚いた」(プライム上場企業マネジャー

・「日常から離れ、普段他の人に相談出来ないようなことが相談出来た コーチからの問いかけにより我に返ったり自ら気づけたりすることが多くあった」(30代:ゼネラルマネジャー

・「非常に実りの多い時間。話したいことが今日はないという前提から話を始めたにもかかわらず気づけば1時間話をしていた。引き出すことの凄さを感じた」(30代:サービス業管理職

・「何をすれば良いかの一歩目がわかった。自分でも気づいていなかった本音がわかり気づきがあった」(30代:管理職

・「自分がどんな問題を抱えているのかをクリアにしていただけた。起こっていることだけでなく自分がなぜその認知をしてしまうのか解きながら整理でき、問題の構造まで理解が進む時間となった」(40代:プライム上場企業グループ管理職

・「自分の内省を深める、とても貴重な時間」(30代:管理職

・「実りある時間。心理的安全性が保たれた中で自身の中にある答えの解像度を上げる事が出来た。 (30代:上場企業マネジャー

・「何かをインプットされるということではなく、自分の中にあるものが整理され言語化される感覚。決めた今後についてのアクションは、自ら決めたことで納得感があった」(40代:GM・管理職

・「相談させて頂いた内容について自分の中で多少なりとも兆しが見える結果となった」(30代:大手上場企業管理職

5ー2.企業の事例

ビジネスコーチングを企業内で導入している会社では、先行しているのはLINEヤフー社です。コーチングを「1on1ミーティング」と称し、部下の育成のための時間を週1回30分上司が時間を取る取り組みとして、書籍にもなっていますのですでに知っている人が少なくないでしょう。

リクルートでは以前から「定例」と言って、部下と1on1ミーティングを設けています。会社として大切にする価値観の根底には「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という創業者・江副氏の言葉があります。

「一人ひとりの好奇心から生まれるアイデアが世の中を変える起点になる」。リクルートはそう信じているがゆえ一人ひとりの変化の兆しに期待し、部下の兆しをとらえ、引き伸ばすことが上司の大切な役割なのです。

広い意味で、「定例」はビジネスコーチングであり、未来のリクルートを磨き上げ作り出しているのです。

詳しくは、下記ページで「利用者の声」としてまとめていますので参考にしてください(本人希望守秘義務にて名前はイニシャル化しています)
» 利用者の声をもっと詳しく見る

6. コーチを「選ぶ」上でのポイントは?

ビジネスコーチングのコーチ(ここでは社外)を選ぶ上でどんなポイントで選ぶのがいいかを解説します。

  • ビジネスでの「経歴・経験」がどれだけあるのか聞いてみる
  • 得意とする「コーチング領域」を確認する
  • 現在までのプロコーチングの実績を聞き出す

6ー1.ビジネスでの「経歴・経験」がどれだけあるか

コーチングは、コーチの本質的な「問いかけ」のレベル・精度によってクライアントへの内省が高まるものなのですが、いわゆる「いい質問」が投げかけられるのは、コーチ自身の今までの職歴・キャリア・現在の仕事から紡ぎ出される経験の基盤があってこそできるものです。

経験あまりないコーチも一般的な「問い掛け」は出せるのですが、クライアントにとってピンと来ない。つまり内省が深まらないことが多くそれはコーチの側のスキル責任があると言えるでしょう。

これらプロのビジネスコーチとしてスキルの根拠となる「視座・視点・視野」は実際の過去の経験でしか得られません。クライアントが味わえる内省はコーチの経験ポテンシャルが限界値といえるのです。

6ー2.得意とする「コーチング領域」を確認する

ビジネスコーチングは広義では「コーチング」に含まれているひとつの領域(分野)です。同じく領域ではライフコーチング、ファミリーコーチング、結婚コーチングもありします。

コーチがそれぞれどの領域を専門とする方なのか。コーチによって得意とする分野が違っていますので確認をしておくのが必要です。

コーチングスクールで一定の学びがあるのでビジネスコーチが「できない」とは言わないと思われます。

ただ、たとえばファミリーコーチングや結婚コーチングとエグゼクティブコーチングは「問い」かける内容にはかなりの違いがあります。問いかけの質はコーチの力量が関係してきますので契約のあとで、「何か違うな、、」とならないように注意が必要です。

まずはコーチが得意とするコーチング領域がどこなのか確認してもいいでしょう。

また、コーチングスクールが盛んになっている中、また兼業が当たり前になって、自称コーチの人は毎年数100人以上増加しています。コーチングの領域が見えていない、ビギナーコーチに当たらないようくれぐれも注意をしてください。

6ー3.プロコーチングの実績

プロと言えるので実際に料金をもらっている人かどうかです。コーチングスクールでコーチングの訓練をしている人は残念ながら実績と言えないでしょう。

ちなみに勤務先の部下にコーチングするのは経験(人数、時間)に入らないと考えるのがいいでしょう。

上司がコーチングを提供する立場は、部下は「いいコーチングでした」と言わざるを得ない自然な圧力、忖度がありますので「気付き」が高まるか疑わしい。

また部下とのコーチング時間は、上司の権威から部下は従わざるを得ないもので累積した時間によって「経験」(が高まる)といえるか疑問です。

コーチ本人とまったく関係のない方にどれだけビジネスコーチングのサービスを提供したか。無料でなく、一定の料金が発生し、スタートする側がコスト負担があるのが実績の前提。

ビギナーコーチの練習台につきあうことは避けた方が無難です。

7.料金相場について

ビジネスコーチングの料金相場は概ね次のとおりです。

ビジネスパーソン:1万円台~3万円/1時間
経営者や幹部を対象としたビジネスコーチング:5万円~10万円/1時間
いずれも1回切りの単発セッションではなく、月1回半年〜1年単位の半年~1年以上の契約が多いです。

なお、このサイトを運営する当社・ペイサーではビジネスコーチングに対応しています。会社でなく、個別にはじめてみたいという方、企業様で契約して管理職向けにプロのコーチングを体験させたいと考えている企業様に対応。経験豊富なプロコーチがビジネスコーチングのあらゆる要望にお応えしています。

個人も法人も対応! ビジネスコーチング

個別にビジネスコーチングを取り入れたい方にも、企業契約をしてコーチングを活用したいという会社様も!

経験豊富なプロコーチが提供する、ペイサーの「ビジネスコーチング」をお試しください。はじめてご利用する方も、以前利用していたけど一度やめてしまったという方も、ビジネスコーチングは当社・ペイサーにお任せください。

8.効果を出すためには?

ビジネスコーチングをうけるにあたってコーチ選びはもちろんですが、効果を最大限に引き出すには姿勢(心構え)が重要になります。

高い効果を得るためには傍観的にならないこと、自分の内面からの言葉を出すこと、あるべき論ではなく、自身の気持ちを大事にした感情を出していただく方が、内省が深まり、変化への次の一歩が踏めるようになります。

ビジネスパーソンの方は、感情を脇に置いて、耳触りのいい「べき」で話をする傾向があります。ビジネスシーンでは必要なスキルですがビジネスコーチングの場面では「べき」論は支障になってしまいます。

自分の「Will」といえる「したい」の方が効果が出ますので、肩肘張らずにありのままの「あなた」としてはじめることをおすすめします。

参考までに、ビジネスコーチングといった仕事の側面だけでなく、本人の人生(ライフ)にやや重きを置いたありのままの自分のあり方を見つける「個人向けコーチンング」について、その効果や料金、サービスの解説をしていますので»personalコーチングとは? 効果やサービスについて参考にしてください。

9.ビジネスコーチングに関するその他の疑問

ビジネスコーチングについては、資格や個人、気になる書籍・本についてもご紹介しておきます。

9ー1.コーチに資格は必要か

ビジネスコーチングに特化した資格はありません。コーチング自体、国家資格でなく民間の資格です。

イメージしやすい資格でキャリアコンサルタントがありますがこちらは2016年に国家資格になりました。コーチングはまだ遅れているといえます。

国家資格ではないものの、資格取得のためにいくつもの研修会社があり毎年大量の自称コーチが生まれています。

主な研修会社はコーチ・エィ アカデミア、CTIジャパン、NLPがあります。

9ー2.企業申込でない。個々人の申込で始められる?

ビジネスコーチングは(企業申込みでなく)一般の社会人が個別でできるの? と思っていらっしゃるかもしれません。

ビジネスと言われるくらいですので企業契約、会社経由と思われがちですが、一般の方からの申し込みの方ももちろんはじめることができます。

会社内の仕事のことを中心に、直属の上司にはいえない内容や自分のこれからのキャリアアップ、副業、兼業、転職、独立・起業についてこれから深く考えたい人も多いです。

そんな時には、プロフェッショナルコーチに依頼をしてください。仕事のことをはじめ、あなた自身にについて話しておきたいテーマを待っています。

ペイサーでは、人材開発、組織開発、マネジメントのプロが、今まで培ってきた経歴を活かして、あなたのこれからのキャリア、マネジメント、組織運営、事業、経営についてビジネスコーチングをさせて頂きます。

9ー3.おすすめの書籍はある?

ビジネスコーチングについては、1on1ミーティングの書籍が参考になりますので紹介します。

部下が自ら成長し、チームが回り出す1on1戦術 ―100社に導入してわかったマネジャーのための「対話の技術」/ 由井俊哉(著)

また、コーチングを学びたい人向けの研修サービス会社のCTIとコーチ・エィが出版している書籍を参考にしてください。

コーチング・バイブル(第4版): 人の潜在力を引き出す協働的コミュニケーション /Henry Kimsey‐House (原著), Karen Kimsey‐House (原著), Phillip Sandahl (原著)

この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本/ コーチ・エィ (著), 鈴木 義幸 (監修)

10.まずは「体験」からスタート

ここまでいろいろ書きましたが、ビジネスコーチングの良さを実感として得るにはまずは「体験」することが必要です。コーチングが初めての方、興味を持ち始めたばかりの人、まだそこまで知らない方も、頭で理解するより体で「実感」をおススメします。

経験豊富なプロコーチによる「7,700円トライアルコーチング」をご用意しています。下記ボタンからカンタンにお申し込みが可能ですので、まずはお気軽に体験をしてください。また別途、ビジネスコーチングに関する疑問・不安・悩みにお答えする「無料オンライン面談」も用意しています。

「はじめてのコーチング」はおためしで

コーチングは「まだよくわからない。。」、「なんだか難しそうでハードルが高い。。」と思っていませんか?

そんなイメージを少なくできるよう、コーチングそのものの疑問にお答えする「オンライン面談」。そして個別の悩みに触れる「7,700円トライアル」をご用意しました。はじめてのコーチングは、当社・ペイサーにお任せください。

なお、会社単位で、課長や部長の管理職向けにコーチングを実施したいと考えている企業のご担当者様は下記ページをご覧ください。

管理職研修だけでは得られない継続的な支援を当社・ペイサーがコーチングを通じて実施、研修で身につけたスキルを長期間にわたって発展させ、持続可能なリーダーシップ力を築くお手伝いをします。

この記事の監修者

大和直紀
大阪市立大学(現大阪公立大学)経済学部卒業 株式会社リクルート(現リクルートホールディングス)入社。人材事業の営業、商品企画、制作に従事。38歳でリクルートを早期定年退職。その後スタートアップ、ベンチャー企業の執行役員、取締役として主に組織・人材開発の領域に従事。
2016年からエグゼクティブ向けコーチングをスタート。現在、経営者・幹部クラス向けコーチングを複数社に提供。また20代の若手クラスを対象には寄り添うコーチ役でいる。コーチング実績、累計約1,700時間、120人以上。コーチング、1on1ミーティングサイト「ペイサー」を運営。

本当に良いコーチに巡り会えないという声。
エグゼクティブの方に応えきれていない問題を、私たちが解決していきます。