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エグゼクティブコーチングとは? | 経営者向けコーチングの効果、受ける人、選び方、費用相場、会社

エグゼクティブコーチングとは、経営者や取締役といった「エグゼクティブクラス対象としたコーチング」のことをいいます。

社長をはじめ取締役(経営陣)は事業の意志決定を日々求めらる中、自己認識高め事業を大局的に捉える必要があります。

また短期的な対処でなく、視座を高め中長期的に組織事業に好循環をもたらして成果創出につなげる意志決定ができることも重要です。

スタンフォード大学 経営大学院の顧問委員会75人に「リーダーが伸ばすべきもっとも重要な能力は何か?」と調査をしたところ、「自己認識(Self awareness)力」との結果が出ました。

日本では一方で、経営者自身はそもそも「自己確認する機会」や「自己解像度を高めて将来を考えるための時間」をほとんど取っていません。

VUCAだからこそ、経営判断を求められる企業トップ役員、エグゼクティブには今の自身をまずは、時間をとり俯瞰し正しく自己を「認識」すること、また状況に合わせて正しく「意志決定」をしていき、ビジネスを一段磨き込んでいくことが求められているのです。

そんな中、経営者向けエグゼクティブコーチングは、自分では自覚できない、本当にありたい事業組織構造をクリアにしながら、自分が本気でやりたいことに気づくことができます。

孤独と言われる経営者は高い成果を上げる組織を作りあげる「能力」を自ら磨き続けるために、エグゼクティブコーチングの「機会」が求められているということなのです。

事業の成果創出に向けて人と組織の関係性作りに主体的に関わり、思考行動変革をもたらすことができるのです。

※こちらのページも併せて参考にしてください»エグゼクティブコーチングを受ける(ペイサーHPへ)

目次

1.エグゼクティブコーチングとは?

1ー1.経営者向けエグゼクティブコーチングの概要

エグゼクティブコーチングとは企業の経営者である社長(CEO)や役員・幹部といったエグゼクティブの方を対象に、経営や事業戦略、組織をテーマにした経営者向けのコーチングです。

それゆえエグゼクティブコーチングは企業の事業推進やリーダーシップ、マネジメント組織力を高める課題がテーマとなり、エグゼクティブ自身が未来の成果創出に向けて意識行動変容を実現していくコーチングサービスといえます。

ちなみに一般的なコーチングは、コーチとクライアントの対話を通じた個人の自己実現や目標達成が目的で、仕事オンタイムのこと、また、プライベートオフタイムのことがセッションテーマになっています。

なお、より広い意味での「コーチング」とはどんなものなのか?コーチングの意味や種類から得られる効果、受け方について詳しくまとめたページをお読みください。

» コーチングとは?意味・種類からコーチングで得られる効果、受け方

1ー2.エグゼクティブコーチングで取り扱うテーマ

テーマは自然とビジネスに関するものとなります。ただし、個人的な問題が企業成長に関わっている場合は、その限りではありません。

・テーマ例
ー 経営戦略の立案や意思決定
ー 全社へのビジョン、理念浸透
ー 組織・風土・人事制度改革
ー 次世代リーダー、管理職・マネジャー育成
ー イノベーションの促進、生産性向上
ー 経営層のパフォーマンス向上を目的とした自己変革
ー 部下や苦手タイプとのメンバーのマネジメント
チームビルディング

1ー3.エグゼクティブコーチングとコンサルティングとの違い

コンサルティングは、クライアントに代わって企業課題のソリューションを提供します。しかし、エグゼクティブコーチングはソリューションを提供しません。経営戦略の立案や企業分析を代わりにしてくれるわけでもありません。

主目的は、クライアント(コーチングを受ける側)の変革・成長となります。場合によっては、コーチから経営判断をするうえでのアドバイスをもらえるかもしれませんが、基本的にはクライアント自身が問題解決に向き合い、解決できるようサポートするのがコーチの役割となります。

1ー4.エグゼクティブコーチングの流れ

<ステップ 1>ヒアリングとコーチのマッチング

エグゼクティブコーチングは1on1の対話形式によるセッションが一般的です。いきなりコーチングを実施するのではなく、まずエグゼクティブコーチングを受けてみたい動機目的、何を成果とするのかをクライアントとコーチの間で確認するところから開始します。

本人が大切にしている価値観志向といった見えないことも、今後エグゼクティブコーチングを取り入れていく上ではとても大切な要素の一つですのでいろんな角度からヒアリングをします。一般的にはここでコーチ選び、マッチングまで行います。

<ステップ 2>導入(トライアル)セッション

ざっくばらんにクライアント自身の現状の思い悩み課題感、今感じているあらゆるすべてをまずは聞かせてもらうことからはじまるのです。「これについてを話をしてください」と決まった問いはありません。あくまでコーチングを受けるエグゼクティブの思いの通り進めることを優先。コーチが枠にはめたり誘導することはありません。初めはラフに、思いのまま話をしてもらうスタイルからはじめていくとお考えください。

<ステップ 3>定期コーチングセッション

導入(トライアル)セッションをしてみて、なんとなく進め方の感触がわかってくるでしょう。いわゆる本契約はここからになります。

定期的にセッションを受ける流れは、一般的には1回のセッションは60分〜90分。頻度は1回、2回程度。期間は3ヶ月から1年ほどになります。

期間中は、対話を通じてエグゼクティブの方が自身で決めたアクションに取り組んでいただき、次のセッションで進捗やその評価、そこで得た学びを自分のものに定着していくこと。またそこから得た気付きから、次のアクションを決めるといったサイクルを取るのが流れになります(いわゆる「経験学習」の取り入れ)。

具体的なセッションの手法は、コーチによって異なります。ツールを駆使しながら数字をもとに対話を進めていくものもあれば、オンラインでの対話や、(対面が可能であれば)ゆったりソファに隣同士、あるいは斜めに座り、事業への思い、理念・ビジョン、今の課題を語ってもらいながら、ひたすら対話を繰り返していくこともあります。

<ステップ 4>セッションサイクルを回す

2週間ごと、あるいは1ヶ月ごとに設定するセッションの頻度。エグゼクティブのペースに合わせ、またテーマの難易度、重要度、優先度を加味し設定します。

セッションでは、その時々によってアプローチのスタイルや内容は変わるもので、たとえば行動の振り返りからはじまることや、早速、テーマから入ることもあります。

エグゼクティブの方ですからセッションの内容は経営、事業を中心に組織のこと、また短期、中期、長期について頭の中の整理し、内省を高め、自己解像度をクリアにしていきます。

アプローチの手法は多種多様ですが、基本はクライアント本人が抱える「課題」や「目標」をセッションの起点とし、コーチがクライアントに「問い」を投げかけていきます。

例えばチームビルディングがテーマであれば「部下とどのような思いを共有したいか」「あなたも含めた全社員が幸せに感じられる職場はどんな職場か」。

事業がテーマであれば「その事業を通じて、何を成し遂げたいのか」「企業成長のために、本当にその事業をやりたいのか否か」といった問いです。

対話を通じて、課題解決または目標達成までにどのようなプロセスを踏んでいくのかを、具体的なアクションプランに落とし込んでいきます。

2.エグゼクティブコーチングの効果

2-1.事業前進のためのマネメントフォームが手に入る

いくら商品サービス、ビジネスモデルが秀逸だったとしても、事業を動かすのは最後は「」。

個人やチーム、組織のを最大限に引き出さなければ、事業の成果は見出せません。

経営者は経営者たるリーダーシップがあるがゆえ経営者になっているものですが、とかく、その自覚があまりありません。

「自分と同じようにリーダーシップがあるはずだ」と、社内のメンバー個々全員に求めがちですがそれは無理筋というものです。

個人や組織の能力がいかに引き出され、小さいかもしれませんが、最大公約数で実現していくか。そのためのマネジメントの自らのあり方を、振り返り、今後試していく必要があるのです。

自己客観視して、社員が動機付けされ、自律的に動き出すためにどういったマネジメントをしていくか。エグゼクティブコーチングの一番の成果期待(参考:弊社HP)はここにあります。

2-2.経験学習の振り返りと実行の定期サイクルが習慣化される

日々の業務が山ほど出てききて時間が足りない経営者。やることや、トラブルに見舞われて、息がつけないくらいで、1週間、1ヶ月が経つのがあっという間。

そのままでは、発展性が滞ったまま、同じところをぐるぐる回る悪循環
断ち切るためには、立ち止まって、自身の思考や行動を冷静に振り返る内省の時間が必要です。

「そんな時間なんてない」とお叱りの言葉を受けるかもしれませんが、そういった思考自体が悪いサイクルの引き起こす要因なのかもしれません。

目の前のことももちろん大事ですが、そもそも何のためにやっているのか。本当のゴールやあるべき姿って何でしたっけ?  打ち手の一つ、実行した時に出てくる影響。そうならないための思考と準備。そういった習慣づけ自体を見つめてみる必要があるといえるでしょう。

定期的なリフレクションを身につけることで、次なる成長への舵を切れるのがコーチングです。

2-3.経営リーダー、幹部としての資質、あり方が向上

VUCA、市場予測が困難な現在のビジネス環境において、エグゼクティブ層の経営判断は企業の進退を大きく左右します。

高度な意思決定を適切なタイミングで行うための、リーダーとしての適切な視座・視点を持つこと、また経営判断やマネジメント、人間関係を含め、いわば「あり方」「人としての」が問われてきます。

エグゼクティブとして、周囲から注がれる視線、問われる資質。今までとは違って、さらに高みに向かう意識変革行動変革が期待できます。

2-4.エグゼクティブの精神的コンディションの安定

大きな責任を負うエグゼクティブ層は、多かれ少なかれ常に「恐怖」と戦うポジションといるといえます。

誰にも相談することができず時には情報が揃わない中で大きな決断を迫られるのです。安定した精神状態でなければ適切な判断を下すのは難しくなります。

エグゼクティブコーチングを受けることは「恐怖」と向き合うを知り、冷静に状況を認識して、適切な意思決定ができる心理状態へと導いていくことに繋がります。

またコーチと強い信頼関係を構築できますので、孤独になりがちな経営者の心強いパートナーとなってくれるでしょう。

2-5.エグゼクティブの組織への好影響と成果向上

影響力のあるエグゼクティブ層の変化は組織全体に広がり、社員や部下の意識変革に繋がります。

また、コーチングを受けると、自身にコーチングスキルが身につきます。

部下との対話にもコーチングを活かせるようになり、コミュニケーションの質や部下との関係性が向上。

結果として、社員の自律性が高まることに繋がり社内の空気感が事業前進に向けて挑戦的になるといった組織風土変革が期待できます。

コミュニケーションの向上が組織風土を変え、時間の経過とともに、エグゼクティブから管理職、またメンバーレベルの変革への行動や取り組みとして表れ、成果として売上や利益の数字にインパクトをもたらすのです。

3.受ける人はどんな人?(経営者が中心)

エグゼクティブコーチングを受ける方の多くは経営者です。

社長、経営陣や本部長、事業部長などの上級管理職経営幹部候補といった、企業の売上や利益、成果に直結する責任がある人が対象です。

3−1.どんな成長ステージ、規模感のエグゼクティブか

社長といっても規模感や属性はさまざまで、たとえば、法人成り一人社長マイクロ法人スモール企業といった方。

社長個人がすべでの事業に目配せせざるを得ず、すべての領域を請け負っているエグゼクティブの方がいらっしゃいます。

事業の成長段階によりますが、スタート時は、商品、サービスの開発から、マーケティング、営業、カスタマー対応・サービス・フォローまで一気通貫に行う必要があり、また、総務や経理にも外部委託も含めほぼすべて一人で手掛けているののが実態。

次に、一人でなんとか会社全体を見ることを経て、数人のアルバイトの方や、社員の方を採用している段階のステージ感のエグゼクティブ。

さらに拡大し、人数も10人を超え出してきている。ただこの先、組織をどう作り込み、拡大していくのか悩み始めている社長、エグゼクティブの方。

さらには、10人弱前後から30人くらいまでの規模の社長、経営陣の方。いわゆる中小・零細企業と言われる会社のエグゼクティブの方。

また最近では、創業間もない起業家が自分の振り返りを定期的に取るためにエグゼクティブコーチングを取り入れる場合があります。

ではそんな成長ステージにいる方が、なぜエグゼクティブコーチングを受けるのか。具体的にどんなシーン、タイミングだからコーチングを受けようとするのか示しておきます。

3−2.(事業のステージを1段階上げるタイミング)

・商品サービスは確立したが、組織作りが後回しになっている
・プレイヤー社長のままだと頭打ち。組織としても拡大が必要

3−3.(新任社長、新任取締役、新任執行役員に任用された)

・新しく役職に就任。自身をバージョンアップさせないといけない
・ステージ、管掌領域が変わり今までの経験だけでは立ちいかない

3−4.(自身のリーダシップスタイルを一考したい)

・TOPダウンスタイルは通用しない。リーダーシップのあり方を考えたい
・すべて自分が決め実行してきた。果たしてこのまま永続できるのか

3−5.(文鎮型TOPダウン組織から、チーム型に変える時期)

・家族的経営から、チーム型組織への変革
・管理職、中間マネジメントをうまく育成させきれていない

会社のTOPの方は、普段自らを振り返る機会はそう多くはありません。振り返ったとしても、自分の意識できる範囲に限定され、「やっている」と思っていても「できている」かどうかは大きな差があります。

我流でやってきた経営者、自信がある経営者こそ、にはまっていることもあって、実はエグゼクティブコーチングを受ける価値があるのです。

4.経営者にとって受けた時のメリットは?

4ー1.エグゼクティブが自問自答する時間の確保と習慣化

「走り続けなければ」「止まったら取り残される」と焦燥感を持つ経営者は少なくありません。

エグゼクティブコーチングは、そんな経営者にいったん立ち止まってじっくり考える時間を与えてくれます。

がむしゃらに突き進みながらも「このままで本当にいいの?」という心の内なる声に、その時々で立ち止まり、自分自身にしっかり向き合って振り返ることが大切になってくるのです。しかも定期的、習慣化して、振り返りから学びを得て、次に向かうルーチン化が必要なのです。

コーチは企業経営の当事者ではない立場をだからこそ、霧の中を駆け抜ける経営者自身が気づきにくい、その先の景色が見えるよう適切な「問い」を投げ掛けられるのです。自分にはない観点からの質問や気づき、新しい可能性を示してくれます。

4-2.相談者(エグゼクティブの壁打ち相手)の獲得

経営のトップに昇り詰めるほど人は孤独になりがちです。社内に相談できる人が減っていくため、決断を多くしてきた社長はそうなるのが普通です。

しかし相談できないからといって、過去の成功体験のみで企業経営するのはあまりにも危険です。

常に自分をバージョンアップさせるためには、自らを振り返ること、また問いを立ててくれる存在や、時に忖度なく意見やアドバイスがある伴走者は不可欠なのです。

その点、利害関係のないコーチは客観的な立場にいます。忌憚ないフィードバックをくれるパートナー、エグゼクティブコーチを活用することが経営の一手になっているのです。

4-3.エグゼクティブを含む経営幹部の育成

人材育成は企業経営の重要ファクターです。経営幹部層の育成観点から、スキルや知識、スタンス、また目の前の課題という短期的なことでない、長期的なテーマを対話する機会の提供が必要です。

  • 経営とは何か
  • 事業の今後をどうするか
  • 顧客への価値とはいったい何か

といった大きなテーマであり、5年10年先まで見据えた視点で企業の今後を対話していくエグゼクティブコーチングを取り入れる企業が増えています。

5.エグゼクティブコーチングのコーチの選び方

5-1.エグゼクティブに必要な、事業視点や組織成長、人材の対話が可能か

ただ単に「話をしてスッキリした」では何も変わりません。

ある調査では、目的や目標を明確にして成果に向けて具体的なアクションプランや期限を決め、高い要望をするエグゼクティブコーチがいると事業成果が上がるという報告があります。

いわば経営者自身に「セッションの目的とゴールを明確」にできる力、次のセッションまでに「実行を伴った経験学習を回してもらう」セッションスタイルをコーチ取れなければなりません。

コーチには、経営や事業の視界を、同じように持てるのか。具体的な数値や基準があるのなら本質的な意味をイメージし理解できるのか。事業を動かすための組織構造を踏まえ経営者に達成に向けた意欲喚起を起こすことが出来るのか。

「事業の成長」「自己の変化」という結果を求めたいエグゼクティブの方なら、そんな同じ視界に立てるプロのコーチを選んでみください。

【出典】CSES 調査レポート
»成果を出す経営者とエグゼクティブ・コーチング

5-2.エグゼクティブコーチ自身のビジネス経験が豊富かどうか

基本事項となりますが、コーチ自身がビジネスや経営経験豊富かどうかも重要です。

コーチ自身の経歴・職歴、知見や経験に基づいた「問い」「アドバイス」は、より納得度の高いものとなるでしょう。

自分と同業界・職種の経験を求める必要はありません。性別・年齢も関係ありません。

  • そのコーチはどのような経験をしてきたのか
  • 自分にない視点を持っていそうかどうか
  • 志向価値観はどうなのか

コーチングのコーチを選ぶには、相性を含め実際に話してみることをお勧めします。

経営者とサラリーマンでは、意識、思考、価値観がかなり違いますので、エグゼクティブコーチの資質として、経営フィールドの経験や日々経営者と高いレベルで議論しているかがエグゼクティブコーチに求められるのです。

エグゼクティブ層の自己変革において、コーチングはひとつの手段でしかありません。重要なのは、自身がどれだけ向上心や変革を意識できるか、そして行動に移せるかどうかです。

トップがトップであり続けるためには、常に先を行く必要があります。さらなる自己研鑽を積み重ねたいと考えているのであれば、エグゼクティブコーチングを選択肢のひとつに入れその価値を体感してください。

コーチが、上位職級のビジネスの経験が少ない場合は、コーチングの質が良くないことが起こりうります。受けた人の感想として、コーチングは気持ち悪い 。 意味ない、うさんくさい と思われることがあるくらいです。

6.費用の相場感

エグゼクティブコーチングの料金はコーチによって異なりますが、1回のセッションあたり5万円ー10万円、もしくはそれ以上20万円(時間は1H~1.5H)と料金には幅があります。

ある種、経営コンサルティングに近い料金設定と考えるとイメージしやすく、契約期間では半年間、あるいは1年間契約にわたります。

その期間、コーチはエグゼクティブ(経営者、幹部役員)の行動促進、行動変容に長期に関わり続け、エグゼクティブの方は、自身の強みを発揮し、無理なく、自らの可能性拡げることができるのです。

そういう意味で、たとえば料金が1回20万円であった場合、エグゼクティブの方がコーチングのその後、自社の事業へのインパクトをもたらすかによって、金額に妥当性あるかどうかは明白です。

クライアントの満足度が継続の判断基準ですので1回20万円でそれに見合った価値の提供ができているのなら(事業へのインパクトがそれ以上)1年以上に渡ってコーチングは継続しますし、逆にそれほど効果がなければ契約は即終了となります。

長期に渡ってコーチがコーチングを提供しているとすると、それはエグゼクティブコーチングが料金以上の事業貢献を経営者や社長、幹部役員にもたらしているということであり、エグゼクティブの意思決定に影響力を持ち、何かしら事業価値につながっている証拠といえます。

一方で価値に見合うコーチングを提供できる「エグゼクティブコーチ」は世の中にそう多くはいません。

コーチングのスクールに行っていくら勉強してスキルを使ったとしても、経営のフレーム、その企業独自のビジネスモデル、事業構造、組織の事情を理解していないと、とんちんかんな問いに終始してしてしまいます。

「コーチの背景、経歴、職歴は妥当か」また「経営者や事業に明るいか」。エグゼクティブにとって経営を左右するコーチの「良質問い」を毎回のセッションでシャワーのように降り注ぐことができるコーチか。

さらにクライアント以上に「本気で経営に向き合ってくれる」かをコーチえらびの基準にしてみてください。

6-1.ペイサーのエグゼクティブコーチングの費用

ペイサーでは「エグゼクティブコーチングコース」と「エグゼクティブ向けスポットコーチング」の2種類をご用意しており、料金は1回60分でそれぞれ下記のとおりです。

・ エグゼクティブコーチングコース:330,000円(税込)月1回セッション6ヶ月(計6回パック)

・ エグゼクティブ向けスポットコーチング:1回 55,000円(税込)

※いずれもZoomオンライン(※ 対面の場合は別途お見積)

コースごとにコーチングの回数やペースなどが異なりますので、詳しくはコーチングの料金・サービス・体験ページをご覧ください。

7.エグゼクティブコーチング専門会社のご紹介

7-1.株式会社コーチ・エィ

1997年にスタートのグローバル・コーチング・ファーム。創業者が米国のコーチングに出会い、日本でコーチ・トレーニング・プログラムの提供を開始したことが始まりです。コーチ・エィ アカデミアを事業に持っています。東京をはじめ、ニューヨーク、上海、香港、バンコクの世界5カ所に拠点があります。

7-2.ビジネスコーチ株式会社

2005年設立、エグゼクティブコーチングマーシャル・ゴールドスミス氏のメソッドで経営層やリーダーの成長支援・組織開発を行っています。人事制度設計や wevox、CheckPoint360、ProfileXTといったアセスメントサーベイを提要しています。

7-3.株式会社ペイサー

2018年設立。コーチはリクルートのHR系出身者のみ、人と組織マネジメントに強いプロフェッショナルコーチが所属しています。

マイクロ法人、中小・零細企業の社長、経営者から、中堅・大手(プライム企業)のシニア、エグゼクティブへ事業を前進させるマネジメント切り口にしたコーチングを特徴にしています。詳しくは»ペイサーのコーチングがエグゼクティブになぜ選ばれるのかページ

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この記事の監修者

大和直紀
大阪市立大学(現大阪公立大学)経済学部卒業 株式会社リクルート(現リクルートホールディングス)入社。人材事業の営業、商品企画、制作に従事。38歳でリクルートを早期定年退職。その後スタートアップ、ベンチャー企業の執行役員、取締役として主に組織・人材開発の領域に従事。
2016年からエグゼクティブ向けコーチングをスタート。現在、経営者・幹部クラス向けコーチングを複数社に提供。また20代の若手クラスを対象には寄り添うコーチ役でいる。コーチング実績、累計約1,700時間、120人以上。コーチング、1on1ミーティングサイト「ペイサー」を運営。

本当に良いコーチに巡り会えないという声。
エグゼクティブの方に応えきれていない問題を、私たちが解決していきます。