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コーチングのセッションとは「対話」のこと。テーマや料金を解説

コーチングのセッションとはコーチとクライアント(コーチングを受ける人)の「対話」のことをいいます。

ゆったり時間を過ごすセッション、テンポよく進むセッション、じっくり内省が深ーくなるセッション、声に力強さが込められるセッション、笑顔で過ごすセッション。。。

コーチングでは、クライアントがありたい姿とやりたいゴールを見つけ主体的に目標を手に入れるよう、コーチはその場に合わせたセッションを作り出します。

まるで、乗りたい船にクライアントは乗ってそこで過ごしたいように過ごし、行きたい場所に行きたい時間に目的地に向かって、コーチが船の舵取りをしながら連れていってくれる感じです。

船に乗りながらセッションはそこであらゆる場面に遭遇し、コーチとクライアントの中で姿カタチを変えて、そしてクライアントは心地よく、心の奥底にじわーっと感じながら素晴らしいセッションタイムを過ごすのです。

クライアントにとって良いセッションは、クライアントはもやもやからスッキリクリアに、晴れ晴れした気持ちにきっとしてくれるはすです。そして、自分では気付かなかった「ありたい自分」「やりたいこと」を自然と見つけ、次に向かって動き出したくなるのです。

目次

1. コーチングの「セッション」とは?

「session」とはもともとの意味は二人で行う「打ち合わせ,話し合い」のこと。

そこから派生してコーチングではコーチとクライアント(コーチングを受ける人)が「対話」をすることをセッションと呼んでいます。

セッションは、時間では1H〜1.5H程度、頻度は月に1回を目安にクライアントの事情を優先して行います。

2. コーチングのセッションにおける「テーマ」

セッションのテーマは、クライアントが話したいことすべてが対象。
以下実際によくあるテーマについてお伝えしておきます。

具体的には、以下のようなテーマをクライアントがコーチに出して、
コーチの問いかけに答えていくことで徐々に核心に触れながらセッションを深めていきます。

  • 仕事 | 家族 | 人生
  • 短期 | 中期 | 長期
  • キャリア |転職 | 起業
  • マネジメント | リーダーシップ
  • 人間関係 | チーム| コミュニケーション
  • 組織育成
  • 経営 | 事業
  • ゴール| プロセス
  • What| How

※ここであらためてですが、そもそもコーチングの意味や目的、効果について知りたい方は>>コーチングとは何か?|意味・種類・目的・効果・やり方・受け方|ページをご参照ください。

3. コーチングのセッションの進め方、流れ

進め方については以下、3.-1~3.-5まで説明していきます。
それぞれセッションの「事前のステップ」「セッション当日」についてお伝えしていきます。

 (事前のステップ:3-1.)

3-1.申し込み:「トライアル(体験)セッション」を申し込んでみる

コーチングは興味あるけど自分に合うかわからない、本当に効果あるの?

と思っている方の声に応える場としてコーチングサービスの会社はたいていトライアルの場を用意しています。まずはこういった場を使ってみることをしてみてください。

「自分のような悩みの人はいるのかな?」「コーチングってどんな感じかな?」「どう進んめていくのがいいかな?」といったそもそものコーチングについての疑問やお悩みは誰にでもあります。

「いろいろ聞いてみたい。わからないこと、疑問をクリアできればいいかな」とまずは気軽に申し込んでみるのがいいでしょう。
コーチングのスタート、セッション開始前、第一歩はここからです。

ペイサーの場合・・・(無料の相談の概要は以下になります)

  • ※事務的なやりとり:日時の調整
  • 時間帯:平日9:00〜18:00
  • 時間:45分程度
  • 土日祝は双方の都合にて
  • プロコーチが疑問にお答え
  • 内容:コーチングセッションそのものについての疑問、不安、確認したいこと
  • Zoomオンライン

 (当日のステップ:3-2.〜5.まで)

(時間はセッション合計で45分程度となります。以下個別の時間を※で表示)

3-2.解説を受ける:「コーチングと効果、やり方」について知る

コーチングとは何?コンサルティングとはどうちがうの?といったことことから、どういうふうに進めると「効果」が高まるか。コーチングはなぜ効果があるのか。

セッションの内容についてはもちろん、自分はどうするの?といったセッション中についてガイダンスがあります。

(※5分程度)

3-3.互いを知る:「コーチ*クライアント」を知る、関係性を深める

コーチがどんな人、専門は?クライアントはどんな職歴の方なの? そんなお互いのことがわかると心理的な安心感が高まりますので関係性づくりをします。

といって急に親密になるのは難しいですが、聞いておいた方がいいお互いの思い価値観について少し触れられるよう、ざっくばらんに語り合う場をつくっています。

(※15分程度)

3-4.テーマを語る:コーチングの「セッションテーマ」について語る

「テーマ」?。堅苦しく考える必要はありません。なぜコーチングのセッションを受けたいと考えたのか、そのきっかけ背景をつらつら話をしてもらうだけで構いません。

言葉にするのが難しい場合もありますのでその時は、語り始めることでコーチングのテーマや核心が見えてきますので、深く考えなくて構いません。つらつら言い出してください。

また整理されていなくても構いません。クリアになっているくらいならコーチングは必要ありませんので、それくらいばらばらとでも構いませんので話を吐き出してください。

コーチは言葉にならないテーマもキャッチしながら、今後に向けたセッション全体の設計を始めます。

(※10分程度)

3-5.セッションスタート:コーチからの「問いかけ」

クライアントがテーマを出し始めることで、コーチは具体的な問いかけを始めます。

コーチは、ゴールや現在地、抽象化、具体化の「問い」を織り交ぜながら、クライアントが話をしやすい場を作りコーチングセッションにしていきます。

ここは完全に受け身で構いません。身を委ねて頂いて、船に乗って、そのまま心と身体を預けてくださってOKです。

(※30分〜50分程度)

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さてここまで読んで本物のコーチングを受けてみたい、でもまだわからないこともあって悩むなあ、、、と思った人に、ペイサーではトライアルキャンペーンを用意しています。まずはお気軽に利用してみてください。
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4. コーチングセッションのメリット

 (コーチングのセッションを受けると以下のようなメリットや効果が得られます)

4-1.目標、ゴール=Whatが見える

そもそも、これから先の人生、将来の「自分のありたい姿」「やりたいこと」って、じっくり考える機会は人ってそう多くはありません。

本当は大事なことなのですが、つい目の前のやらなければならない(MUST)ことや、毎日のことに頭がいっちゃうので忘れがちになります。

そんなときこそゆっくり思考をめぐらせて落ち着いて考える内省の時間が必要なのです。

どんな幸せ感を持って過ごしたいか。自分の中で納得して心地よい毎日をどう過ごすのがいいか。それはだれかにどう見られるかを気にするより、自分らしい毎日の送り方。

人生もビジネスも、誰かの人生を生きているのではありませんので、まずは自分に焦点を当てることから見えてくるものです。

4-2.今の自分が見える

目標ゴールが見えてくると、現在地についても理解をしておかないといけません。

「自分のことは自分が一番わかっている」と豪語する人がいますが、自分のことは自分ではほとんど理解できないものです。

自分の今の現在地や位置づけを知ることは、次に何をしたらいいのかの出発点になります。

どっちの方向にいくの? しかも自分の持ち味を活かしながら。

この理解が進むと、近道ができて、日頃のもやもやから抜け出してエネルギーが高まって進めることができるのです。

4-3.どうやって目標を手に入れるか=Howが見える

目標と現在地を冷静に見ることができれば(実はとてもハードルが高い)、あとはどう進めるのか?

どうやって、誰と、いつまで、どんなふうにやっていきたいか、になります。

ビジネスっぽくてもいいですし、興味関心スイッチのなすがままオフモードで進めるもいい。自分のペースやり方でぜんぜん構いません。

自分にとって気持ち良い進め方でやってみると、プロセスの心地よさが得られて一段と成果に近づける実感が手に入る。

自分への肯定感が感じられ、さらに進めたくなっていく。すると結果が見えてくる。そんな効果が得られるのです。

4-4.一人ではできない。二人だとモチベーションが保たれる

このように書きますと、「なーんだ。そんなこと。自分はできる」と思えますね?

いえいえ。これが相当難易度が高く、自分では自分のことはほぼ分からないのです。

理性と感情論理と価値観を自分の中でコントロールすることは不可能なのです。

そこに必要なのはコーチの「適切な問いかけ」で、自然に答えていくことが本当の自分の思い。そこにアプローチをしないと決してわからないのです。

セッションではコーチが伴走して手綱をしっかり握ってくれ、網羅し、個別具体的に核心に触れるのです。

クライアントの持ち味が損なわれず活かしきれているか。軌道修正やスピード感が失われていないのか。自分に無理していないのか。

そんなことを感じながらセッションをして、内発的な動機付けを維持しながら、モチベーション高く進めていけるようにセッションをしているのです。

ダイエットも一人ですると続かない。誰かとすると続いていく。同じなのかもしれません。

4-5.心理的ストレス、もやもやから解放される

これら一連のことをコーチングのセッションを通じて行うのです。

仕事のようなガチガチのPDCAではありません。
上司が部下にやっている進捗管理「それどうなっているの?なぜやってないの?」だと長続きしません。

あくまで自身のペースを守り、自身の考えを優先しながら進めていきます。心理的な負担は一切ありません。
気持ちを大切にしますので変なストレスからも解放されます。

またセッションとセッションのあいだの期間はおおよそ1ヶ月程度。

セッションで「思考」を巡らせ、セッション終了後にやりたい気持ちをそのままに「実行」を重ねるサイクルです。

気になるころにコーチングのセッションが入る、そんな感じですのでコーチングの期間中は「自己理解」と次につながる深い「気付き」が得られる心地よい健全な期間になるのです。

4-1.~4-5.のステップは、自分の持ち味を活かし、高め、自己理解と気づきが得られるセッションです。

悩みやもやもやが解消されるメリット、自分の目指すゴールが可視化され、目標近づける毎日をコーチングのセッションの効果は約束してくれます。

メリットを述べさせてもらいましたが、コーチングのセッションを受けるとどのようになるのか、さらに詳しく書いていますので参考にしてみてください>>コーチングを受ける|受けたい人へ|どうなるの?メリットは?のページへ。

5. コーチングのセッションの料金

コーチングセッションの料金ですが、1セッションあたりの料金はだいたい次のとおりです。

  • 一般の方向けのパーソナルコーチング:1万円台~3万円/60分 ※参考:パーソナルコーチングの料金(弊社HP参考)
  • 経営者、幹部を対象とした法人向けエグゼクティブコーチング5万円~10万円/60分

料金の違いは、効果の違いとお考えください。

ビギナークラスのコーチはビジネスの経験値がないため「問い」の内容が一般的になってしまいます。

コーチに一定の経験専門性が備わったコーチは、受ける人にとって、盲点になりそうな事象の確認や、視点選択肢を広げるには、引き出しのあるプロフェッショナルコーチのセッションが欠かせません。

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ちなみにペイサーではエグゼクティブコーチングサービスを専門にしていますので、セッション以外のことでエグゼクティブ・経営者向けコーチングの効果や受ける人、また費用相場について参考にしてください。

>>エグゼクティブ・経営者向けコーチングの効果、受ける人、選び方、費用相場

6. 初めてコーチングセッションなら

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この記事の監修者

大和直紀
大阪市立大学(現大阪公立大学)経済学部卒業 株式会社リクルート(現リクルートホールディングス)入社。人材事業の営業、商品企画、制作に従事。38歳でリクルートを早期定年退職。その後スタートアップ、ベンチャー企業の執行役員、取締役として主に組織・人材開発の領域に従事。
2016年からエグゼクティブ向けコーチングをスタート。現在、経営者・幹部クラス向けコーチングを複数社に提供。また20代の若手クラスを対象には寄り添うコーチ役でいる。コーチング実績、累計約1,700時間、120人以上。コーチング、1on1ミーティングサイト「ペイサー」を運営。

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