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コーチングを受ける | ペイサー | 受けたい人が効果10倍に

コーチングを受ける人や、これから受けたいと思っている人は「せっかくコーチングを受けるなら価値あるものにしたい」と思うのは当然なこと。

コーチングの場をより有意義なものにするためにも、おすすめの人はどんな方か、どんな効果があるのか、コーチの選び方やその前の準備について知っておくとどうなるかが変わってきます。

何からどうやって始めるの?といった手順、ステップから、知っておくといい受ける人の心がまえについてお伝えします。ぜひご参考にしてください。

なかなか1歩が踏めない方もいらっしゃると思いますので、そんな方向けにコーチングサービス会社の多くは、はじめてコーチングを受ける人向けにお試し価格が用意されています。またコーチングについて無料で相談できる会社もありますので利用してみてください。

目次

1.そもそもコーチングとは? 受ける前に知っておきたい他サービスとの違い

「コーチングを受けるにはどうすればいいか」という疑問。またその前に、コーチングを受けたい気持ちがあるが、自分のコーチングの理解がどうなのか。そもそもコーチングって、どんなものだっけ?ということを解説します。

1ー1.カウンセリングやティーチング、コンサルティングとの違い

コーチングはコーチからの問い掛けによって「答えを引き出すコミュニケーション」といわれ、自身が本当はどうありたいかどんなことをやりたいか。自己確認をしながらコーチングを受ける人が自分で答えを見つけ出すプロセスのことをいいます。

カウンセリングは心の内面にあるテーマを扱います。医師やカウンセラーがこころの専門家として過去の感情やメンタルの問題整理に向き合い指導やサポートを行うものです。

ティーチングは、たとえば職場の上司(先輩)や部下の関係で上司(先輩)が「やり方や答えを部下に教え、その通りに実行してもらうこと」をいいます。やり方の答えを持っていない人には答えを持ち合わせていません。なので時間をかけず解決までの手順を部下に教えることでスピーディーに成果を出すのがティーチングです。

コンサルティングは経営課題(事業や組織、システム)を主に扱います。またカウンセリングは、コーチングは将来の姿や行動が焦点を当てるのでテーマの時間軸が違ってきます。またコンサルティングはクライアントに解決策を提示しますが、コーチングはクライアントが持っている答えを引き出すというアプローチをします。

1ー2.コーチングの概要

コーチングは、コーチングを受ける人(クライアントといいます)とプロのコーチの2人で1on1の形式で行います。
時間はだいたい60分程度、頻度は2週間に1回から月1回。クライアントの要望や内容や緊急度に合わせて行いますが、概ね月1回。

期間はだいたい半年から1年程度、回数にして6回か12回です。
1回で終われないかと思われるますが、コーチングを受けてもらい「思考のと行動」の整理をしますが、ゴールとなる成果が出るまで繰り返し、またいろんな角度から行い習慣化するのが効果が高まりますので複数回が必要なのです。

人間すぐに変わればコーチングは必要ありません。染みついた習慣を紐解くには一定の時間や体験が必要なのです。

コーチングを受ける金額は1万円から3万円程度。また経営者クラスのエグゼクコーチングと言われるものは5万円からを一つの参考値にしてみてください。

コーチングを受ける場所やツールは、対面かオンライン。時間と場所の柔軟性が高いので今はオンラインが主流です。

対面の場合は、オフィスやレンタルスペース、ホテルラウンジ、比較的いい空間のカフェスペース。
オンラインはweb会議システムでZoomやSkype、Google Meet、Teamsでみなさんお使いのツールです。

2.コーチングを受ける際、はじめにやること、準備

2ー1.自分の課題や目標、話したいテーマを整理しておく

まずは「なぜコーチングを受けたいのか」をある程度で構いませんので整理しておいてください。
一つは、コーチとのセッションをする時に、要点がまとまらなくて時間ばかり過ぎていくことがないようにするためです。

コーチはコーチングを受ける方に寄り添っているので、決して焦らせたりせずじっと待っているのですが、話題があちこにち行ったり、混乱して何が問題だったか見失うケースもありますのでそうならないためとお考えください。
事前に簡単に紙にメモか書き程度で書いておくと整理がつきやすです。

二つ目は、具体的な目的や目標を考えることで、自分に合ったコーチを見つけやすくなります。

というのは、コーチングを提供している会社はいろいろありますが、得意としている領域が違い探す時の基準になるからです。

一口にコーチングを受けたいといっても、キャリア、転職のことや、結婚、夫婦関係、ライフスタイル、人生のことについて考えたくて受けたい人を得意としている会社。

また、超大手企業の全世界あるいは、日本全国の管理職が得意の会社、中小マイクロ、ベンチャースタートアップが得意な会社。エグゼクティブ対象が得意な会社があったりしますのでまずは自分の軸を持っておくとスムーズになります。

具体的に事例を挙げておきます。

  • 転職、キャリアの方向性を考えたい
  • 将来の仕事をイメージしたい
  • 対人関係をときほぐしたい
  • 自己成長、役職ポジションを高めたい
  • 結婚、生活設計のもやもやを考えたい
  • マネジメントやリーダーシップを強化したい
  • マネジメントやリーダーシップを強化したい
  • 組織、チームパフォーマンスを高めたい

2ー2.コーチングが終わった時どうなったら嬉しいかイメージしておく

実際は、コーチングのセッションを受けながら見つけていくものでもありますので言語化できなくてもいいですが、今の時点で自分の中で言えるのであれば整理しておくといいでしょう。

具体的には

  • スッキリ、クリアにできるといい
  • 具体的に3つの優先順位を決めたい
  • **とおう人との関係を元に戻したい
  • 課長になって部下を持っていたい
  • 今後30年のライフプランが出来ている
  • 組織のみんなに笑顔が出るようにしたい
  • 毎年の目標数字を決め達成をしたい

2ー3.コーチングを受ける上でふさわしいテーマ

悩みを整理し、複雑に入り組んだもやもやを解き放つ時間がコーチング。
「思考と行動」の整理+実践というプロセスを踏んでいきます。

テーマでは、節目となる人生やキャリアのこと。プライベートでは結婚、ライフプラン、離婚、生活について。

仕事では、転勤、転職、資格取得、管理職、昇進、昇格。

また仕事上での必要スキルや事柄のマネジメント、リーダーシップ、事業遂行、人材育成、人間関係、部下との関係、上司との関係、コミュニケーション。

こういったことがテーマとしてふさわしいですが、セッションではより具体的な内容に落とし込みながら個々に対話を重ねていきます。

2ー3.コーチングでは扱えないテーマ

国家資格取得者しか扱えないことは、コーチングで行うことはできません。

法律が絡んでいることには扱える国家資格がいりますので、コーチングの領域ではありません。

また心療内科で扱う治療やカウンセリングは医師や臨床心理士の指導のもとで行われるものですので、専門機関のサポートを受けてください。

話の中身について反社会的な内容だとわかった場合コーチングでは取り扱いません。

特定の政治また宗教といったことに関することは勧誘起因につながることもありますので慎重に対応をします。また意見を求められてもコーチは答えることをしません。

扱えないテーマ

  • 1. 刑事民事といった法律ごと
  • 2. 医療、治療行為になること
  • 3. 反社会的なことに関わること
  • 4. 政治的宗教的な意見を求められること

 

3.コーチングを受けるのにオススメの方は

どんなテーマやもやもや悩みがある方がコーチングを受ける時にオススメなのか。タイミングやどんなシーンに遭遇している人だと効果が見込まれおすすめしたいかを解説します。

3ー1.自分は何をやりたいのか、どんな仕事に向いているのかわからない

よくあるテーマや悩みがこれになります。
「(なんでもいいから)やりたいことを聞かせてください」と言われても普段そんなこと言われたことがないので頭の中には浮かんでこないもの。

就職活動でたとえ雄弁に伝えたとしてもそれは過去のガクチカから引っ張ってきた聞こえのいい作り話に近いものだって正直あると思います。

それくらい「自分は何をやりたいのか」は深いもので、すぐにわかるものではありません。
むしろじっくり聞かせてもらうくらい、今まで体験してきた人生のあれやこれやを聞かせてもらいながら、その中から引き出されて、見つけて「あ、これだったんだ」と認識できるくらいなものです。

3ー2.仕事で好きなこと、得意なこと、自分の持ち味や強みを見つけたい

米国 心理学者 ターシャ・ユーリック氏は「95%の人は自己認識ができていると思っているが、実際には10%の人しか正しい自己認識をしていない」とまで言っています。

自分で自分のことはわかりません、それくらい難しいものです。本当に好きなこと、得意なこと、持ち味や強みは口に出せることは表面的なことが多い。

もっと深いところで、自分の活かせどころをまず見つけていくことが、日々充実した生き方につながっていくのです。

3ー3.会社と自分、なんとなく将来が不安

在職でポジションアップ、転職でスキルアップ、起業か。このまま過ごすのか、新たな道に進むのがいいのか。
事業を成長軌道に乗せるのか、新事業を追加するタイミングか。組織を成長し、拡大するにはどうしていくといいのか。

選択肢は実にさまざまで答えは一つではありません。
どれも正解で、どの選択肢もそこにあるのは、やはり苦・楽、悲・喜こもごも。

ネガティブとポジティブの両面を天秤に測りながら、さあどっちの道に行きたい自分がいるのか。

誰もが直面することを、コーチが一緒になって進みたい方向を導き出してくれるのです。

3ー4.管理職、部下を持った。どうすればうまくいくか知りたい

会社人生の節目。ポジションが上がった時に出くわす悩み、もやもや。今までのプレイング中心のやり方ではうまくいかない。

人のマネジメントは、こうもうまくいかないのかとまざまざとわかるのが、ポジションが一つ上がったタイミング。

メンバーから、マネジャー・課長のタイミング。マネジャー・課長から部長のタイミング。部長から現場責任の長の本部長や執行役員。そして取締役、あるいはTOP社長へ。

あるいは2代目の方の、先代からのバトンタッチ。

それぞれ、見る視点や視界が変わるので視座を変えないといけない、とは分かっていても、どうすればうまくいきたいか近道を探りたいもの。

コーチングでは、コーチが答えを出すことはしませんが、コーチングを受ける対象の方が答えに近づける個人、組織、マネジメントの知見があるプロコーチから最適な問い掛けを受けることができます。

事前に問いを受けて内省して自己解像度を高めていくことがあるのとないのでは大違い。

そのためのコーチングで準備しておいてください。

3ー5.どうも人との関係性がしっくりいかない

悩みの起点はたいてい人間関係といわれます。

事業を進めること、チームや組織を率いること。すべてに「人」が関係して、結果を出すには「人」との関係を回せないといけません。

成果を出すには、いくらサービスや商品が優れていたり、戦略が秀逸であっても、その先のコミュニケーションがうまくいくか次第のところがあるのです。

上司部下、同僚との関係。自部署、他部署、タテヨコナナメ。どれをとっても間にあるのは「人」関係、そしてコミュニケーション。

ではどうしていくのがいいか。

関係性を変えるのは何なのか。「こういえばいい?」それだけ?

組織のジレンマを紐解き、関係性を見直すためのコーチングを受けてみてください。

3ー6.自分のマネジメント力を高めていきたい

プレイヤーである時は、とにかく目標達成、自分のことで精一杯、とにかくまっすぐにやっていくことに集中。

マネジメント、管理職になると、自分以外のこと、メンバーの育成や、他の部署との絡み、また新しい仕掛け、取り組みを、自分で課題設定してやっていくといった、主体性の発揮がさらに必要になってくるものです。

そんな時に必要な、新たに身につけていきたい実践レベルのマネジメント力。
ただこれは教科書や研修では、ノウハウは手に入っても、使い物になりにくいケースがあるのです。

会社特有、環境風土要因、自己の持ち味、メンバーの個別性といった、特殊でカスタマイズが必要なのでうまくアレンジしてミートさせないと杓子定規になりかねません。

そんな時に必要な自分としてのマネジメントスタイルの確立。

思考を高め、実践し、確実に、その時々で発揮できる自分のマネジメント。
もちろん自分の持ち味を発揮し、無理なくできるように。

そんな人にはオススメをしたいタイミングです。

4.コーチングを受けるメリット、価値、どうなる?

コーチングってどうなの?受けるっていってもメリットがわからない。受けている人が周りにチラホラいても自分にはその価値って何なのかわからない。 受けたらどうなるの?なぜ受けたいの、といった声にお答えします。

4ー1.本当にやりたいことやゴールが明確になる

コーチングの最大のメリットや効果は自分が今やりたい、やるべき目標やゴールの設定がクリアに見えることです。「えっ?そんなの目標ってあるんじゃないの」と言っている人はその対象ではありません。

そもそも人は、自分の目指したいゴールや目標が一体なになのかわかならない中で、仕事や人生を送っています。ふと考えて下さい。
何のために人生を送っているのか。何のためにその仕事しているのか。
あらためて考えると「ん?なに?なんでだっけ」。それが普通です。

また、若いうちは仕事は、会社や上司が目標を決めてくれますが、社会人をしばらく続けてポジションが上がってくると目標を自分で決めないといけないシーンが出てきます。

一方で、会社が決めた目標、しかも他人が決めたゴールを追いかける日がつまらなくなります。

自分で目標を定めること。自己決定性は内発的な動機付けにつながり、モチベーションの起点にもなります。そのための目標設定、目指すゴールを見つけにいくことはコーチングで得られるメリット、価値として高い。

それがクリアに明確になるのです。

4ー2.明確な持ち味、強みを見つけられる

仕事で考えますと、自分の活かしどころをうまく使った方が成果につながりやすいもの。慣れないことや苦手なことをずっと続けるのは、時間がかかり生産性が悪いばかりでなく、個人にとっても健全ではありません。

生きてきた中で、普段通り、もっと言えば没入して夢中になってできる業務(プロセス)とは。仕事を進めていけるエネルギー全開の時や、心地よい疲労感につながるくらいやってしまうことがあるのです。

それが一体何なのか。その正体を知ることで、自分を無理なくコントロールして生かすことができるのです。

持ち味、強みがわかればあとはどう生かすかだけ。

ゴールに向かって強みを活かせば成果につながる。貢献できて、自分の存在感も出てくるもの。そうなると、動機付けや自己肯定感につながって、毎日が充実できるのです。

4ー3.自己解像度が整理され行動誘因になる

そもそも何になやんでいるのか。ゴールや目標、活かしどころも見えないし、何のためにやっているのかも見えなくなることは時に壁に当たった時に起こるのです。

複雑に絡み合った事象を紐解きほぐし、一筋縄でいかない紐解きの場合は、2の手3の手まで戻って、まずは土台から見つめ直すことも。

そうやって、自己解像度が高まってくると、やることが見えて、やっていること、やっている後もイメージできていくのです。

そうなると、むしろ時間が惜しいくらいで勝手に体が動いてくれる。
行動は成果につながり、明日の人生や仕事に変革をもたらす一歩になるのです。

4ー4.成果が出て自己効力感が高まる

思考と行動が整理されると、実際に実行・取り組みのステップに進みます。

いくつかのステップを超え、うまくいくこともあればもちろんそうでない時もありますが、コーチが伴走し適切に導いて、学びに変えて次の経験に活かせるようにします(経験学習)。

経験学習は、机上の空論ではなく、自らの実体験からくる高い納得度とプロセスからの学びを習得することであり、自分の成長のいわばナレッジになるのです。

続けていけば、当然ですが成果になる。成果は自己の成長の証であり、何かの成長は自己効力感(自分でできる、超えられる力があると思えること)が働いて、日々の充実感、動機付けが高い毎日になるのです。

4ー5.モチベーションが高まり自己成長につながる

自分で考えたことを実践の取り組みとして行いそこで成果が出る。自分にとっても成長感につながると、誰かに言われたことで結果を出すよりもこの上ない喜びになるはずです。

喜びは次の新たなステージに上がる自分へのチャレンジとなり、経験学習を回して、また成果を出し、成長につながるサイクルとなる。

これが回り出すと、動機付け、モチベーションがなされ、成果を生み出すいい循環となるのです。

5.コーチングを受けるデメリットは

5ー1.正解を教えてくれない

コーチングは研修や書籍、またコンサルティングやティーチングとは違いますので答えを教えてくれることはありません。

自分で答えを出すというプロセスを通じて、自己決定性を高めて継続性と主体性につなげることでの成果誘発を目的にしていますのでコーチが答えを出すことはしません。

一方でゴールに向かって考えておかないと穴にはまってしまうことや、準備しておくことは、問い掛けとしてコーチから投げかけられますので「なるほど、そこも考えるのか」「そうか、準備、それは必要だ」とジョハリの窓でいう盲点や未知の窓が見えてきますので、高いレベルでの自分の考える正解が導き出されるプロセスを踏むことができるのです。

本当のプロフェッショナルコーチはそこまで考えてコーチングを受けたい人に伴走し、導いてくれるのです。

5ー2.費用コストに一定の負担がある

コーチが関わりますのでコーチングを無料で受け続けることはできません。相手はプロのコーチですから一定の費用はあります。

またコーチングのセッション、受けている時間は自身の拘束になりますので、そういう意味で必要のない人にとれば負担でしょう。

デメリットなのか、と言われますと、受けたい人にはそうでなく、受けたくない人にはそうと言えます。

負担を減らし、たとえばChatGPTやほかのAIに頼りたくもなりますが、英会話や、対話、会議が生身の人間と交わされることがまだ現実的なのでAIコーチングとのセッションにはもう少し時間が必要かもしれません。

5ー3.効果の実感まで時間が掛かる

コーチングを受けてもらう効果の一つにゴール、目標を設定し成果を出すということと示しました。
ただ、ゴールと言っても、小さなものからかなり大きなものまで様々。

また、成果が出ていないことからコーチングを受けてみたいと思ったことから考えますと、そんなたやすく効果が出るならコーチングを受ける必要もないというもの。

それくらい複雑に絡み合って、行動実践や取り組みは、幾度となく、いろんな角度からチャレンジして、失敗も重ね、そこから学びを得て次につなげていく。

その繰り返しを経て初めて結果につながる兆しとなり、本当の成果となり、そのサイクルを通じて「やっと効果が出てきたな」と実感が湧くのです。

期間もバラバラ、1ヶ月で出るものもあれば、半年、1年後。そういう意味で、効果の実感まで時間がかかるのは頷けます。

5ー4.成果や結果の保証がない

さりとて、人生や事業は、結末はさまざま。

何が起こるか分かりません。というと、なんだか身も蓋もありませんが、必ず「うまくいく」「成功できる」「成果が出る」とは言えません。

近道になったり、自己効力感や内発的動機付け、モチベーションが高くなって、推進力が増したり、時間がスピーディーになる、成果に近づけるとまでは言えます。

たた、たとえば超具体的な、たとえば「3年以内に1兆円の利益を出す」という目標があって必ず保証されるかでいえば、さまざまな要因の中で起こりうる結果なので、コーチが保証することはできません。

6.受けたいときに自分に合うコーチの探し方

6ー1.コーチを探す

さて、コーチングを受けたくなったら、どう進めればいいいのか。手順はのちほど紹介しますが、大事なのはコーチの探し方です。

自分が置かれた状況にあわせニーズに合ったコーチを探すのがいいでしょう。

以下の方法が役立ちます
コーチングを提供している信頼できるコーチや企業を探します。

コーチングといってもいろいろありますので、少しテーマを持たせ、検索エンジンでキーワードを入れてみてください。
ビジネスコーチング、経営者コーチング、エグゼクティブコーチング、キャリアコーチング、ライフコーチング、管理職コーチングといたキーワードです。

ただ、そこで出てきた企業もいろんなタイプのコーチがいらっしゃいますので、よくHPを読み込み、どんなコーチングに特徴がある会社なのか、所属するコーチの特徴や経歴、バックグランドがどうなのかを知ってください。

また実際に問いわせをしてみるといいでしょう。

仕事や旧友のつながりでコーチングを受けている人もいるかもしれませんので、同じ境遇の人に「コーチング、受けたことありますか?」といった話を振って紹介をしてもらうのも一つの手です。

練習相手を必要としているなりたてコーチとのコーチングはなるべく避け、料金を払ってプロのコーチを探すことをオススメしておきます。

コーチを探すには|

  • 「エグゼクティブコーチング 受ける」といったキーワード検索
  • コーチングサービスの専門会社(例:ペイサーなど)
  • コーチスクールのウェブサイト(例:CTIなど)
  • 知人や仕事のネットワークからの紹介
  • 個人が立ち上げたコーチ業

 

6−2.コーチの実績や得意分野、特長、興味・関心をチェック

続いてコーチを選ぶ観点のポイントです。

コーチングの資格を持っている人は一定のスキルがあるとはいえ意外とその差は大きく、雲泥の差があると思っていていいでしょう。

そもそもコーチングの資格は民間資格で、研修会社が乱立しており研修体系はその会社独自のもの。

研修会社各社は、ある程度の質は担保されているものですが、資格のコースによって初歩、基本、応用、プロと段階が分かれていますので、コーチのレベルがどの程度のなのかは実際にコーチングを受けるまでわかりません。

たとえば、コーチに初めて会った時に、笑顔が素敵で人当たりが良く自分に合う良さそうなコーチに見えたとします。ただ、契約して実際コーチングを受けたらそれほどでもないことがわかり、聞いてみるとコーチング資格取得をしてまだ1年も経っていない人、しかも初歩の研修に参加していただけだったり。。。

他にも資格取得が1~2ヶ月のスクールでできてしまう初級レベルの人が、はやりの副業でプロコーチを名乗ったりするケースもあります。

そういう人はコーチとしての未熟度から「問い」のレベルが安定せず、クライアントは深い内省や気付きを得ることはできません。クライアントは自己解像度を高めることに至らず、ただの会話に終始してしまいコーチング自体が残念な結果になってしまうのです。。。

たとえばコーチングはセッションテーマとして、ビジネスやキャリア、組織、マネジメント、経営になるケースが少なくありません。

そういう場合、コーチ側にある程度の知識、知見やフレームが備わっていないと一般的なレベルの質問しか出来ずクライアントに深い「気付きや内省」をもたらすことが不可能。

クライアントの思考の先を行く、まだ見えていない気付きにつながる本質的な「問い」をどれだけクライアントにお渡しできるか。

それが出来てこそプロコーチがプロたるゆえんであるのです。なのでクライアントはできる限り時間をかけてコーチを選んでください。

「コーチ資格を持っているならコーチはそんなに変わらない?」。いえいえそんなことはまったくありません。

7.コーチングを受ける手順、進め方

コーチングを受けてみたい対象となるコーチやコーチングサービスの会社が決まったら、そのあとはどのように進めていくのか。手順やポイントについて解説していきます。

7ー1.体験トライアルでコーチングや面談を受けてみる

まずはコーチ候補の方との体験トライアル(サンプル)セッションやコーチングサービスの会社との面談をしてみることがスタートになります。

本契約の前に、実際どのようなものなのか、分かっているのと体験してみるのでは違うかもしれませんのでイメージ通りなのかの実感値を得てください。

イメージが出来ていて、早速はじめてみたい方はそのまま申し込み、ご契約に進んでください。
疑問点や聞いておきたいことがあるのなら事前に問い合わせてみてください。

コーチやコーチングサービスの会社は無料面談や体験トライアルセッションを提供しています。

無料の面談は、コーチから営業の場も兼ねていますが、こういった機会を活用してみてください。

面談や体験トライアルで確認したいこと

  • コーチの得意分野、専門や経歴
  • コーチのスキル、コーチ経過年数、実施人数
  • セッション準備がいるのか(360度サーベイ、人生曲線作成)
  • 疑問の解消や不安や要望出し
  • コーチングが自分に合うかどうか(直感)

 

7ー2.コーチングを受ける場合の料金や契約の内容を確認する

コーチングの費用、期間、頻度、キャンセルポリシーなどを確認してください。
料金や期間は、コーチやサービスのプランによって決まってくるので、事前にHPで確認をするか不明な点は聞いておいてください。

コーチングの料金は、おおむね1回あたり1万円から3万円程度。経営陣を対象にしたエグゼクティブ向けコーチングは5万円以上を一つの目安にしてみてください。

またキャンセルについて、どれくらい前にリスケ変更が可能なのか、料金が発生するのかを確認してください。コーチの時間を押さえているので当日連絡なしのキャンセルはレストランや航空機、新幹線、宿泊と同じく料金は発生するものとお考えください。

契約内容で確認したいこと

  • セッションのプラン(回数と費用について)
  • セッションの期間、スタイル(回数、オンラインか対面)
  • 日時予約の確定とキャンセルやリスケ・変更の諸条件

 

7−3.正式に依頼しコーチングセッションをスタート

本契約をしセッションがはじまります。
そこではコーチがテーマを聞くこところから始めるとは、先ほど述べた通りです。

その後は、各個人それぞれによって異なるのですが、大まかには、目標やゴールを設定し、行動計画を立てていきます。
定期的な振り返りを通じて、目標達成に向けた進捗を確認します。

おおよそのセッションの中身

  • 毎回のセッションで話したいテーマを設定
  • 具体的なゴール、目指すところ
  • 行動・取り組みについて
  • 学び、得たこと、気付きの振り返り

 

7−4.コーチングセッションを受けている時のポイント

効果を最大限にするのは、コーチングを受ける人の姿勢も大事になってきます。
研修も同じで、高みの見物やどこか他人ごと、自分には関係がないと思っているとせっかくのコーチングが台無しになります。

成果を得るためのセッションポイント

  • コーチに答えを頼らない。自分で答えを出す
  • 正解を探さない。飾らず、素直に思いのまま、心の声に従う
  • 他人ごとにしない
  • 知ったふり、やっているふりをしない

 

8.コーチングを受ける時に出る質問や疑問

8ー1.Q;コーチングの料金が他より安いのはなぜ

A;1万円未満のコーチはまだ練習段階のデビューまもないコーチか、本職が別にあって副業でやっている方の可能性があります。コーチング自体は本業ではありません。あくまで片手間なのでコーチングの質はそれ相応とお考えください。

コーチングの資格取得者は昨今のコーチング資格獲得熱、副業推奨もあいまって毎年数千名の方が参加しています。ビギナーコーチは比較的安価に料金設定をして練習の機会を得ている方もいます。

資格取得中のコーチの方はコーチングサービスとしては、まだ見習いレベルですので、十分に注意が必要です。

安易に値段が安いからと選べば、せっかく時間とコストをかけて「もういいや」となるかもしれません。

本気で自分の人生を考えたい、コーチングに出会ってみたいとお考えなら1時間2万円以上をひとつの目安に考えてみてください。各社のサービス内容、特徴と料金のバランスを考えてコーチングを受けることをおすすめします。

8ー2.Q;プロのコーチのプロフェッショナルレベルの違いは

A;コーチングを受けたい人のポジション、責任管掌領域、属性や課題の複雑性、また必要となる視点や視界によって難易度が変わり、それに相応しいコーチとしてのレベルや、経験値があることが前提。

そこから、コーチングを受ける人が成果を得て、期待通りの高い満足感が得られるかどうかがプロフェッショナルの要件です。

たとえばエグゼクティブ向けのコーチングでは対象者は経営TOPの社長や取締役、現場の最高責任者の執行役員や本部長、事業部長。それゆえセッションで扱うテーマ性には複雑性や難易度があり、対象となる方への「問い」は、事業の置かれた背景や諸事情、環境を踏まえた一定のスキルや経験を踏まえて投げかけるもので、コーチにも相当のレベルが求められるのです。

経営者の方と対峙して「気付き」や「自己整理」を促せないとコーチ失格でスキルや力量を持ち合わせていないと良いコーチングの場を提供はできません。

そういう意味でもコーチが社会人としてどんなトラックレコードがあるのか。社歴や経歴、経験を参考の一つにしてください。

具体的には、一つの部署より複数の部署、一つのポジションより数段階のポジション。役割、部下の数、部署の数、経営か執行で何をしてきたコーチなのか。

8ー3.Q;オンラインと対面コーチングはどちらがいいの?

A;対面でできるならそちらがいいです。
よりリラックスし、表情も見える方がお互いが健全ですから。
ただ時間の設定や、対面の場所のこと、料金がコスト高になりやすいので、結局はオンラインとなるのです。

オンラインは、もはやWeb会議が当たり前に行われていることや、慣れもできた分、随分やりやすくなりました。

8ー4.Q;良いコーチってどんなコーチ

A;コーチングを受ける人が、自ら目標を掲げ、プロセスを磨きながら成果を高めていくコーチです。
しかも精神的にも内発的な動機付けが持続的になされ、無理なく、むしろやりたくなる気持ちが高まっていくのが良いコーチです。

9.マネジメントや組織のことでコーチングを受けたくなったらペイサーへ

ペイサーの特長について以下に述べていきます。コーチを選ぶ時の参考にしてください。

9ー1.全員リクルートのHR部門の出身

リクルートの領域は祖業のHR部門(採用)からHRテクノロジー事業、マッチング&ソリューション事業、人材派遣事業と幅はありますが、人と組織を事業にしたHR領域出身者がコーチです。

経営者やエグゼクティブの悩みの種となる、人、組織についてセッションでのアプローチを得意とし、マネジメントやリーダーシップを磨いて成果を手に入れてもらうコーチングに特化しています。

9ー2.組織、マネジメントに知見が深い豊富な経験

事業を進めていく上で、オペレーションとピープルマネジメントを満たすことが求められますが、うまくいく理論的体系を構造的にコーチが捉えています。
それゆえ、マネジメントに磨きがかかり、成果に繋げられる個人と組織を作る上げるプロセスを重視したコーチングを手掛けています。

9ー3.MBA、コンサルタント、社長、取締役と経営、マネジメントのプロ

所属コーチは知見と経験が存分にある人ばかり。
スペック面でもソフト面でも誰にでも応えられる柔軟性を取り揃えています。
» コーチを探すページ

9ー4.CPCC資格取得者

全員、コーチング資格取得会社のCTIで、基礎コースと応用コース(計104時間)、加えて約半年間のプログラムや100時間以上の有料コーチングをクリアして、所定のテストを突破した方です。
CPCC:Certified Professional Co-Active Coach

10.コーチングを受けた人の感想

最後に、当社ペイサーのコーチングを受けた人の感想をご紹介します。

10−1.Sさん(30代会社員/上場ベンチャー、戦略コンサル出身、戦略企画&執行担当)

コーチングはかれこれ2年前に受けて、それ以降、継続して月1回、自己確認の場に使わせてもらっています。コーチングを受けるきっかけは、「自分のキャリアを明確にすることを手伝ってもらいたい」そんなところからと記憶しています。

「いいとは聞いているけど実際どんなのかわからなかった」コーチングについて、何度か事前にメールでやりとりした後、1度トライアルでセッションを試させてもらい、質問も投げかけさせてもらって不安の解消ができました。

そうですね、コーチングって、今の自分の位置を客観的に見通せる唯一の手段と思います。しかも誰かからの押し付けでなく、自分で自分の意志を確かめられるのがいいですね。あと、今の自分がどんな状態なのか「自己確認」ができるのは大きいです。自分で自分のことがわかるなんてほとんど無理でしたから毎回のセッションで解像度を高めています。

自分では気付かないところ、たとえば今深みにはまっているのか、どこに向かおうとしているのか。コーチが適切な問い掛けをしてくれることでクリアになっていきます。そうすると優先順位や今の自分の気持ちも見えてくる。余裕が生まれて確実に前進できるところがコーチング良さと思っています。

いいですよ。コーチングを受けている人に感じることだと思いますが、知らないうちにどんどん前に進んで自分らしい仕事をする毎日を送ることができる。しかも無理せず自然体で味わうことができるのですから。

コストは自分への投資。継続しているのは投資効果が確実にあると気付けたからです。安くないコーチングの費用は金銭では計り知れない、自己成長と精神的な充実感という満足感にたっぷり返ってきています。
リターンと手応えが見込める回収はとっくにできていると思っています。

詳しくは、下記ページで「利用者の声」としてまとめていますので参考にしてください(本人希望で名前はイニシャル化しています)

» 利用者の声をもっと詳しく見てみる

11.コーチングを受けたいと思った理由・動機

参考までに、当社のお客様が「コーチングを受けたい」と思った理由や動機でよくあるものをまとめました(ペイサー調べ)。

  • 「本当にやりたいこと」や「キャリア」を見つけたいため:個人軸
  • ビジネスマンの管理職に多い「部下の育成」や「事業・組織」について:マネジメント軸
  • 今後の事業、組織、理念、ビジョンについて:経営者軸。

プライベートのこともありますが、主には仕事にまつわるテーマについてのセッションを希望される場合が多いです。

コーチングを受けるきっかけは、いわば「自分の強みを見出し無理なく発揮し、霧の中から抜け出したい」ということに集約されます。

詳しくは下記の記事でまとめていますのでご参考にしてください。

» パーソナルコーチングを受けるきっかけ・動機・目的

12.はじめてのコーチングを受けるなら

コーチングを受けたい人が、受ける前に何をしておくといいのか、コーチングを受けると何が良いのか、理解が深まったでしょうか。

ここまでお読みいただいて、コーチングを受けたいけどまだ決めかねていたり、不安に思うことや疑問がある方は当社の「無料面談」をご利用ください。

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この記事の監修者

大和直紀
大阪市立大学(現大阪公立大学)経済学部卒業 株式会社リクルート(現リクルートホールディングス)入社。人材事業の営業、商品企画、制作に従事。38歳でリクルートを早期定年退職。その後スタートアップ、ベンチャー企業の執行役員、取締役として主に組織・人材開発の領域に従事。
2016年からエグゼクティブ向けコーチングをスタート。現在、経営者・幹部クラス向けコーチングを複数社に提供。また20代の若手クラスを対象には寄り添うコーチ役でいる。コーチング実績、累計約1,700時間、120人以上。コーチング、1on1ミーティングサイト「ペイサー」を運営。

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